町医者で尿たん白(蛋白)検査の結果が陽性+の場合、その後の流れは?

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腎臓病生活
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あまりブログ記事に持病のことは書いてきませんでしたが、私は腎臓が少々弱っているオッサンです。

腎臓が弱ってる事の発覚、そのきっかけになったのは風邪だと思って町のお医者さんでして診てもらった時に感のイイお医者さんが

「ついでに、一応、尿検査やっとこうか、最近やってないでしょ?」の一言からでした。

テレビの腎臓系の予防番組なんかを見ていると足のムクミ、尿の泡や色といった自覚症状的なものを見て注意しようぜ…なんて言っています。

それも間違ってはいないのでしょう、ただ実際に腎臓が弱っている、病名が付いている人間からするとですね、

テレビで見るような自覚症状云々から腎臓系の病気予防ってな流れよりも尿検査と血液検査から始めたほうが手っ取り早い、

お医者さんに数値を診てもらうのが確実であり一番の近道だと考えています。

採血は苦手な人もいるでしょう、私も大嫌いです。

でも採尿は痛くない、ただオシッコを紙コップに入れるだけ、たったそれだけで色んな事を教えてくれるのがお医者さんです。

(これは町のお医者さんで尿検査、結果、尿たん白が出ちゃった人向けの記事です)

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尿たん白+の陽性反応

+反応が出てしまったものは仕方がありません。

ただしそこから先は色々な方向性がありまして「疲労が溜まってたまたま」や「ちょっとしたウィルス」といった良い方向の可能性が一つ、健康的な大半の方は良い方向性になるのだと思います。

一回目の採尿で+反応、2回目は採尿と採血の結果で通常の範囲…つまり問題なしで良い方向ってな流れです。これが普通の人。

このような記事を書く時点で私がどうなったかはお分かりでしょう、全て悪い方向に進みました。

これの意味するところは自分の腎臓に病名がついてしまったという事。

一回目の採尿で+、2回目の採血採尿でも+、他にも気になる数値が少々、3回目の採血採尿で「こりゃ完全にオカシイ」です。

当時の私はその時点では完全にヘラヘラと笑っていました。

大病院への紹介状

多分2回目でヤバい数値が出た時点で大病院への紹介状を書く流れになります。

つまり「あなたはもっと大きな病院で精密に検査を行う必要がありますよ」ってなことです。

尿たん白+で大病院への紹介状を書かれる、その宛先は腎臓内科だったり尿系だったり。加えて糖尿や血液系の病気も疑われるような流れになります。

「塩分控えめの食事」とか、あれこれ考える前に速やかに大病院へ行きましょう。ちなみに当時の私は喫煙&飲酒は通常通り行っていました。

今も行っています…

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畜尿(ちくにょう)

町のお医者さんで行った採血採尿、大病院でまたやります。というより腎臓が悪い人は永久的にやるでしょう。

最初は多分紙コップによる採尿といった今までと同じ流れのはず、そこから大病院ならではの詳しい数値が出たプリントと担当医さんとのお話になるはずです。

ここで良い方向にならない場合、今度は紙コップによる採尿ではなく蓄尿(ちくにょう)という方式によってより詳しく安定した数値を出す流れになります。

私の場合は蓄尿器というプラスチックの筒を渡されまして24時間の尿を全て採尿、そして病院に持ってこい…ってな流れになりました。

このプラスチックの蓄尿器の使い方はメッチャ簡単、

オシッコを入れてレバーを下げると少量のオシッコが下に蓄積、レバーを戻して次にオシッコが出る時にも同じ事をやる…たったこれだけ

入院する必要も無く、蓄尿の容器を貰って普段通りの生活中のある一日だけそれを持ち歩くだけになります。

誰でも出来る簡単な作業で、「え?蓄尿?そんなの初耳だよ…」と不安になるのはあまりにも早すぎます。

畜尿ぐらいでは病名が決まらない

蓄尿によって得られたデータ、それを元に担当医さんとの話し合いが始まります。

私の場合は腎機能に対する疑いが濃厚でしたのでそのまま腎臓内科の患者扱いになりました。

腎機能が低下している事実は分かった、あとは病名… と言いたいところですが、まずはお薬による治療を試みます。

(クレアチニンの数値がヤバい方はこの流れではないはず)

私の場合はステロイドで様子を見る… そんな流れで三カ月ほど薬を飲み続けました。

この時の私はまだヘラヘラ笑っているような心境、

「大病院の先生が処方する薬、つまり確実な薬www」

正直いって余裕でした。

薬を飲んでいれば治る…三カ月後には終わったてるだろw 状態。

病名がないことが少し気になる程度で、自分でネットで調べても最悪iga腎炎だろ?治る病気だwww ぐらいの感覚でした。

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病名を決めなければならなくなった

腎炎系についての経験が無い、身内にも経験が無い方にとって

「病名を決めなくてはならなくなった」とは少々意味が分からない話でしょう。

そんなのは先生は分かってるはずだろ?のような感覚かもしれません。

これはですね、効くであろう薬の効果が少ない、または効果が無い、ならば治療方針が違う、予測していた病名に合致しない…などの理由になります。

そうともなれば、さらに精密な検査をして病名を決める治療方針を決める… 

さあ、いよいよ本格的にお医者さんの仕事っぽくなってきましたね、それ即ち私は悪い方向へと向かっていることも意味してしました。

町のお医者さんからここまでの流れ

町のお医者さんで採尿した紙コップ、そこから大病院の担当医が「病名を決めたい」となるまでの期間は約半年ほどです。

その間の私はずっと余裕でした。

「治らない訳がない」

「俺がヤバい病気になるわけがない」

「体は至って健康そのもの」ココ重要!

このような心情だったのではないかと思います。

とくに体の異変が全くないってのがポイント、自分の中では健康そのものでタバコも飲酒もやめる気はサラサラない。

「あしのむくみ?」 

「貧血?」

「疲れやすい?」

「オシッコの泡?」

そんなもん昔と変わらねえぞオイwww

俺の腎臓が悪いってんなら証拠を見せろや、体の異変はねえぞwww

こんな感じだったはずです。

で、結局は自分の思っていた「証拠を見せろやwww」になってしまう。

そう、証拠を見なければいけない、つまり腎臓の一部を採取して詳しく調べなければならないってな事です。

町のお医者さんからここまでの流れを経験をされる方は同じような気持ちなのかも?

この先、自分ってどうなっちゃうの?なんて不安な気持ちがある方のお役に立てれば…と思いながらこの記事を書きました。

たぶん運命の分かれ目は腎臓の一部を採取、つまり「腎生検」という検査入院を行うか、それとも行わないで済むかだと思います。

腎生検をやる事になっても諦めちゃいかんです。

ちょっとキツイけど気合でなんとかなるレベルです。

私の場合の結論は、症例が極めて少ない腎炎なので治療法が確立されていません。病名が決まってから効くかどうか分からない治療を10年ほど続けている状態。

ステロイド投与を基本ベースにあれこれ試していますが腎機能の数値が正常な人間に戻ってはいません。

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