静岡の西伊豆方面にある観光スポット「土肥金山」のレビューです。
土肥金山は、江戸時代に第一期黄金時代を明治時代から昭和にかけて第二期黄金時代を迎え佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山。
金山は昭和40年に閉山し、その後は土肥のパワースポットとして観光坑道や砂金採り体験を楽しめる観光施設として人気のスポットになっている施設です。
『金山跡なんか見ても面白くねーだろ…』なんて思っているアナタ、実は人生で何度も伊豆方面で遊んできた私も同じように思っていました。
ところが実際に土肥金山に訪れてみると、リアルな金山跡が見れてけっこう楽しい、価値がある金がどのようにして一般的なあの形になるのか知れて勉強になるし、時価一億以上の本物の金の延べ棒を触れる、持てる体験ができる…とあって、結構な非日常感が味わえる魅力がありました。
中でも砂金採り体験が想像以上に楽しく、なぜ金に人を引き付ける力があるのか?を感覚的に理解できる施設、それが土肥金山だと思います。
西伊豆「土肥金山」で金の魅力を知ろう!
夏の伊豆というと、どうしても海やホテルプールなどのアクティビティがメインになりがち。実際、夏の伊豆といえばそれを楽しみにいくようなもんで間違いありません。
でも伊豆の海は天候が悪かったり波がうねっていると遊泳禁止になったりすることも珍しくなく、そんな時は観光スポット巡りなんてことになるのでしょう。
そんな時に西伊豆の「土肥金山」はかなりオススメのスポットで、子供~お年寄りまで楽しめる施設。
金山跡は涼しく勾配もなく歩く距離もそれほど長くないのでお年寄りでもちょっとした冒険感が味わえる感じです(何カ所か天井が低い場所があるので身長180cm以上あると少しキツイかも)
金運がUPするような気がする坑内
坑内巡りは、総延長100km以上にも及ぶ坑道の一部を歩くもので、長さは350メートルの平坦な道、車椅子やベビーカーでも全く問題ありません。実際ベビーカーのファミリーが沢山いました。
坑内には各所に江戸時代のリアルな作業風景人形が設置してあったり、銭洗い場があったり…と、金運がUPするような感じがします(コレはマジで感じる)
人形にはコロナの影響なのでしょうか、全ての人形に黄色のマスクがされているのが少しシュール。
黄金館で金を知る
金坑を出ると黄金館があり、ここでは掘られた金鉱をどのようにして一般的なイメージの形になる工程や、土肥金山の歴史をしることが出来ます。
この時点で金を知りたいと感じる人が多いはずで、金の魅力や人を引き付ける力を感じ始めるでしょう。
時価一億円以上の延べ棒と、24億円以上250kgの世界一の巨大金塊に触れる!
黄金館最大の見せ場は時価一億円以上の金の延べ棒と、時価24億円以上&ギネスに認定された250kgの世界一の巨大金塊に触れるところです。
最初見た時はリアルな重さと質感のレプリカでしょ…と舐めていましたが、至る所にあるカメラと警備員、触れるけど厳重な体制からもしかして本物?と思い、説明分を見るとやっぱり本物!
250kgの世界一の巨大金塊は完全に持ち上げることは不可能、本物の金を触りまくることで金運UPする感覚は実際に体験してみるとよくわかります。
砂金採りが楽しい!
土肥金山では砂金採りを体験することができます。砂金採り専用のパンニング皿と呼ばれる器を使って砂をすくい揺すりながら砂金を探すだけの簡単作業ですが、これがハマる面白さ!
ポイントは砂金を更の底に沈めるために更を左右に振る動き。
これが上手にできると砂金が発見できる…とはいってもすくった砂の中に砂金が入っていない場合もある、というか砂金は金色の小さい粒で、スタッフが一定間隔で砂金を撒いたやつを探すようなものでだと思います。
場所によって砂金が全く採れない場合もある
砂金採りを実際に体験した結果は12粒、これは持ち帰ることが可能ですし、それも含めた料金なのでしょう。ちなみに初心者で12粒は多い方とのこと。
全く採れない人も珍しくなく、初心者は5粒以内が平均なのでは?と感じました。
では私が12粒とれた要因は何か?となると、やっていた場所としか思えません(角位置でした)
スタッフが撒いた砂金ということは分かっているにせよ、金を採った!金を見つけた!の体験は実際にやってみると興奮して時間を忘れるほど。
土肥金山に行くなら砂金採り体験は絶対にやった方が楽しめますよ~!
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