家庭用のシュレッダーを買うとなると最初に考えるのが手動にするか電動にするかでしょう。
手動シュレッダーの良いところは価格が安く場所をとらない、電動のシュレッダーの良いところは自動なので楽。
家庭用シュレッダー自体が使用頻度が少ないから安くて小型で手動で…と考える人も多いでしょう、しかし実際にシュレッダーが家にあると色々と切りたくなる。
というか要らない物は何でも切りたくなる、それはチラシだったりパンフレットだったりと。
最終的にクレジットカードの明細を切る・レシートを切って個人情報を…といった当初の目的以上に使いたくなるのが家庭用シュレッダーを実際に使いまくってる私の感想です。
とくに子供がいる家庭の方は学校で使った教科書やノート、配布資料などが膨大に量になり処分に困っている人も多いでしょう。
家庭用シュレッダーは目的や予算に応じて…と言いたいところですが、手動・電動の両方を持っている私の結論は電動一択です。
マイクロクロスカット・クロスカット・ストレートカットの3種類
シュレッダーの種類は大きく分けるとストレートカット、クロスカット、マイクロクロスカットの3種類です。
- ストレートカット:用紙を縦方向にのみカット
- クロスカット:ストレートカットに横方向に横方向の断裁を加えたカット
- マイクロクロスカット:クロスカットをさらに細かく断裁したもの
この中で最も機密性が高いのがマイクロクロスカット。
家庭でシュレッダーしたい用紙とは個人情報のオンパレードになるのでマイクロクロスカットかクロスカットがオススメ。
家庭用の手動シュレッダーは力作業
家庭用の手動シュレッダーは価格が安いのが魅力でサイズもコンパクト…と、一見すると良さそうに思えるところ。
でも実際に手動のシュレッダーを使ってみるとクランクを回す作業は想像以上の力作業になります。
1枚~10枚程度なら手動でもOK、しかしそれ以上になると手動はオススメできません。
また2~4枚の用紙でもまとめてカットする時もかなりの力が必要で厚紙のカットは嫌になる行為です。
手動シュレッダーの良いところは音が静かなところと価格が安いところぐらいだと思います。
手動シュレッダーは頑丈なものに
手動シュレッダーを選ぶ場合は作りが頑丈なものを選ぶことが大前提。
とくにクランク部が頑丈でない手動シュレッダーで厚紙をカットしたり10枚近くをまとめて強引にカットなどを繰り返すとプラスチック製のクランク部にヒビが入ったり折れたり。
またシュレッダー本体を片手で押さえるか、足で押さえながらのカット作業になる(想像以上に力が必要)ので頑丈なものを選びましょう。
しかし頑丈なシュレッダーとなると手動でも価格が高くなってくるというもの。
電動シュレッダー(クロスカット・マイクロクロスカット)を選ぶ時の注意点
クロスカット・マイクロクロスカットの電動シュレッダーは価格で選ぶのもありますが、なによりスピードや連続使用時間を考えないと失敗します。
クロスカットはスピードが速く連続使用時間が長かったりする、マイクロクロスカットはスピードが遅く連続使用時間が短かったり…と実際の購入前に悩みまくるところです。
ただ家庭用の電動シュレッダーで個人情報のオンパレードな書類をカットすることを考えるとマイクロクロスカットの電動シュレッダーがベストだと思うところ。
それでも連続使用時間1分の電動シュレッダーはやめておいた方が無難だと思います。
家庭用電動シュレッダーは連続使用時間を過ぎるとオーバーヒートとなり自動停止、内部のモーター等の温度が下がるまで使えなくなり、温度が下がる待ち時間がストレスになります。
GBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)
これまで職場用と家庭用と何台かのシュレッダーを買ってきた私、色々と失敗がありまして今度こそ…!と思い購入した電動シュレッダーがGBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)
- 本体サイズ:約W325×D170×H320mm
- 本体重量:約3.5kg
- 投入幅:220mm
- 細断寸法:2.0×12mm
- 細断形状:マイクロクロスカット
- 定格細断枚数:A4用紙 4枚(最大5枚)
- 細断速度:1.5m/分
- ダストボックス容量:10.0L(A4用紙約100枚収容)
- 定格時間:約3分
- 電源:AC100V
GBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)を購入するにあたっての決めてはマイクロクロスカット、連続使用3分、ダストボックス容量10Lの3点です。
出来れば断裁速度がもう少し早い方がよいけど予算と相談して決めました。
A26M−Wを実際に使ってマイナスと思うところは音がうるさいところ、オーバーヒートから再び使用できるまでの20分ぐらいかかるところ。
それでも価格の面で考えれば納得できる電動シュレッダーだし手動よりもはるかにマシです。
A26M−Wの上手な使い方
A26M−Wを上手に使うポイントは以下の通り
- あらかじめ断裁したい書類を一枚ずつにわけておく(束にしない)
- 断裁スピードを維持するために常に2枚程度の断裁ペースを維持する
- 厚紙は一枚
- オーバーヒートするまで使う
断裁したい書類を一枚ずつに分けておく理由は断裁スピードを保つため。まとめて4枚以上カット可能ですが、一度にカットする紙の厚みがあるとモーターに負荷がかかり断裁スピードが極端に遅くなります。
またモーターに負荷がかかりまくった状態で使用するとオーバーヒートになる短くなっていまい、結果的に連続使用時間3分未満になってしまいます。
きっちり3分使用するためには常に断裁スピードを維持すること、それは常に2枚程度を連続して断裁している状態を保つこと。
これにより付加がかかりすぎて回転がストップしてしまう状態も防げます。
ホッチキスはそのまま突っ込んで大丈夫、ビニールやクリアファイルは刃に絡まってしまうのでやらないほうが吉。
封筒もガンガン断裁可能だけどノリがついていたりベタついた部分はシュレッダーに入れないこと、シールやガムテープもやらないほうが無難です(刃に付着してしまう)
GBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)のダストボックスはA4用紙約100枚分も家庭用電動シュレッダーの中では魅力の大きさ、MGサイズのガンプラを入れても余裕の大きさ。
大量の紙を断裁する場合はダストボックス内の断裁ゴミをちょこちょこ捨てるのではなくオーバーヒートまで使用してパンパンにしてから捨てたほうが効率がよいです。
シュレッダーの購入で手動と電動で迷っている方は電動がオススメ!
家庭用シュレッダーの購入を検討されている方が最初に迷うところは手動か電動か、その次にクロスカットかマイクロクロスカットか、最後に価格でしょう。
私としては手動は価格が安くコンパクトで音が静か…とよい面が見える一方で、実際に使うとめんどくささが凄すぎて手動ハンディーシュレッダー自体に触らなくなる、壊れる、手動ハンディーシュレッダー自体が不要ゴミになりました。
それならば最初から電動シュレッダーを買ったほうがマシ、
- ポストにDMがけっこう入る
- 小学生~中学生の子供がいる家庭
- 不要な書類が片付けられない人
この辺に該当する人は電動シュレッダーのほうが満足度が高いでしょう。
卓上で使える小型の電動シュレッダー「GBCマイクロカットシュレッダ A22M」
卓上で使える小型の電動シュレッダー「GBCマイクロカットシュレッダ A22M」を購入しました。
家庭用の電動シュレッダー購入は2020年で2回目、一台目も同じメーカーで「GBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)」となりまして絵本のような厚紙をガンガン断裁していたら異音が。
分解して確認すると内部ギアが破損、明らかに無理なテンションをかけて使用していた私に責任で自業自得です。
場所をとらずにパワフルにカットできる小型の電動シュレッダー 、それでいてコンパクトなA22Mですが実際に使ってみると不満点も…
GBCマイクロカットシュレッダ A22M(GSHA22M-WG)
GBCマイクロカットシュレッダ A22M(GSHA22M-WG)は小型で卓上に置けるスタイリッシュなデザインの極小細断(2×10mm)が魅力のマイクロクロスカットシュレッダーです。
スペックは以下の通り
品番 | GSHA22M-WG |
品名 | マイクロカットシュレッダA22M |
価格 | 15,000円+税 |
サイズ | W302 x D150 x H207 mm |
質量 | 3.8 kg |
消費電力 | 75W |
細断方式 | 紙類 : マイクロクロスカット 2 x 10 mm |
メディア類 : 2 x 10mm (CARD) | |
最大投入幅 | 紙類 : A4(220mm) |
最大細断枚数 (裁断可能最大枚数) | 紙類 : 4枚 [50/60Hz] |
メディア類 : 1枚 | |
定格細断枚数 (長期使用のための推奨枚数) | 紙類 : 3枚 [50/60Hz] |
定格連続運転時間 | 5分 |
細断速度 | 1.8m / 分[50Hz/60Hz] |
細断容量 | 紙類:3.0L(約50枚収容) |
家庭用の電動シュレッダー購入が初めての方に簡単に解説すると重要な部分は断裁した紙の大きさ、連続運転時間、断裁スピード・音、本体価格になります。
メーカーが発表する価格は15000円+税となり家庭用の小型の割に高額ですが、ネットや店舗での実売価格は9000円~10000円の範囲で9000円以下なら安い方でしょう(2020年12月現在)
小型が魅力のA22M
GBCマイクロカットシュレッダ A22Mの最大の魅力は小型なボディでしょう、W302 x D150 x H207 mmのボディサイズはティッシュ4箱分ぐらいの大きさ。
ティッシュ4箱分程度なのでデスクの端に設置して要らない紙をガンガン断裁したり玄関に設置してDMやチラシを断裁したり…とかなり便利な大きさ、だからこそA22Mを買ったわけです。
家庭用電動シュレッダーの基本機能である自動(紙を入れるとセンサーが反応して自動運転/自動停止)モードと逆転(紙が詰まった時に逆回転させて詰りを取り除く)モードを完備。
今どき自動と逆転モードがない家庭用電動シュレッダーはないと思うけど初めて購入する方は一応チェックしておくべきポイントです。
ダストボックスがすぐ満杯になってしまう
小型が魅力のGBCマイクロカットシュレッダ A22M、しかし小型ゆえダストボックスがどうしても小さくなっています。
紙類で3L(約50枚収容)となっていますが実際は15枚程度でダストボックスは満杯に。
カットした細かい紙はふわっとしているから押しつぶせば50枚ぐらい入るとは思います。
でもそれをやると出す時にブワっとまき散らす未来しか見えないというもの、自動鉛筆削り器のダストボックスがパンパンになった時と同じ。
ということでA22Mは小型がメリットでゴミを頻繁に捨てる作業がデメリットなシュレッダーということ。
機密性が高い2×10mmマイクロスカット
壊してしまったGBCシュレッダーA26M−W(GSHA26MW)が2×12mmのマイクロクロスカットで機密性が高いな~なんて思っていたものの今回購入したA22Mはその上をいく2×10mmのマイクロクロスカット!
わずか2mmの差でも機密性はかなり違います。
とにかくプライバシー重視の家庭用シュレッダーが欲しい!なんて方は2×10mmのマイクロクロスカットがおすすめ。
連続運転時間・断裁スピード・音
家庭用電動シュレッダーを選ぶ上で重要なポイントの一つが連続運転時間、
A22Mは3分なので少し短めとなりますが、断裁スピードが速ければストレスになりにくいもの、しかしスピードが速くても音がうるさいのもストレスになるもの。
A22Mの細断速度 1.8m / 分となっていまして私の体感では遅い~普通の間ぐらい、音はそれなりにするので静音タイプとは言い難い感じです。
シュレッダーの動きは文字では伝わらないので動画を参考にどうぞ。
家庭用小型電動シュレッダー「GBCマイクロカットシュレッダ A22M」の動作 pic.twitter.com/oKqrp6e5ik
— 岩田夢雲@ガンダムーン (@gunda_moon) December 15, 2020
こんな人に「GBCマイクロカットシュレッダ A22M」はおすすめ
小型が最大の魅力となるGBCマイクロカットシュレッダ A22M、やはり電動シュレッダーはそれなりに場所をとる機器なので小さいほうが嬉しいものです。
しかし小型ゆえダストボックスの容量が小さくゴミ捨てが頻繁になるといったデメリットもあり。
ということでGBCマイクロカットシュレッダ A22Mがオススメの人はこんな感じ
- 一万円ぐらい出してもOK
- 玄関やデスクに置きたい
- ゴツくないデザイン
- 機密性重視
家庭用電動シュレッダーとはいってもA22Mは1万円近くするものなので手動シュレッダーに比べれたら高価なものです。
それでも手動シュレッダーに比べれば圧倒的に楽で快適、マンション住まいの方なら集合ポストにはいった個人名記載の大量のDMの処分やヤマト運種の宅配物に貼ってある送り状の処分など楽チンそのものです。
連続して大量の紙を処分したい方、例えば小学校・中学校の子供がいる家庭で学校からのプリントやテストをガンガン処分したい方はGBCシュレッダーA26M−Wのようなパワフルで大容量ダストボックスのシュレッダーのほうがよいでしょう。
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