小保方さんのSTAP細胞騒動って覚えていますか?
今となっては有ったのか無かったのか何だか分からないSTAPなヤツ、夢のような技術で
「俺さ、どんな細胞にもなっちゃうから悪いとこあったら教えてね」
みたいな感じの凄い細胞ってなイメージをしていました。
これが実用化されれば自分の腎臓も普通になる、今よりも悪くなったってSTAP細胞注射すれば大丈夫、注射一本500万だってなんとか作って払うさ…ああこりゃ世界が変わるなぁ!なんて色んな事を妄想したもんです。
STAP細胞で小保方さんが偉業を成し遂げた的な雰囲気の時、難病や治らない病気と戦ってた人はマジで明るい未来を夢見たはずでしょう、それは腎臓病の私だって考えたぐらいですもん。
あの時はマジで小保方さんに期待していたんだぜ…
STAP細胞が実用化された時のために金が必要だと考えた
新しい医療技術ともなれば金がかかるのが当たり前、
当時私の考えではSTAP細胞を注射で…ぐらいにまでなるには5~10年ぐらいなんて考えていました。
そのような新しい先進医療ってやつは高い、金がかかる、保険外治療なのかもしれない….じゃあ自分の体にSTAP細胞をぶち込むにはいくら掛かるのか?
これを真剣に考えた人は私だけではないはず、それは製薬メーカー側や病院側や医療保険側の人も同じはず。
私としては最低でも100万コース、一か所の治療につき100万~と考えていました。
なので腎臓・肝臓なんて場合は200~300万は最低必要、それぐらいはすぐに払えるようにしておけば良い、これは別途で貯金する必要があるなぁ….ってな考え方です。
病気や命について金で考えるのは良くないことなのは分かっています。
しかしそれが社会の現実、綺麗ごとを並べるようでは保険会社は成り立ちません。
小保方さんのSTAP細胞が可能になったら困る業界
少々陰謀論じみた考え方になります。
これはSTAP細胞じゃないくても〇〇の特効薬みたいなものが出来てしまったらそれで飯を食う業界的に困っちゃう、仕事が減っちゃうみたいな考え方ですね。
確かにそんな風に考えてみたくなる気持ちは分からなくもない….まあ小保方さんのSTAP細胞に陰謀論的なものはないと思っています。
小保方さんに期待していた
小保方さんの華々しい記者会見、暫くして疑惑、最後には無かったみたいな感じ終わり方…
これは治らない病気の人って言葉には出さなくとも最後まで応援していたと思うんですよね、少なくとも私は応援していました。
それであんな終わり方だもんねぇ…
病気の発覚から現在の私は透析になるような状態ではないけど、現透析患者さんからすれば STAP細胞 への期待や希望があったと思っています。
いや、希望のほうが強いでしょうかね、
「今すぐは不可能だけど数年後には…」
ってな療法があると無いでは精神状態的にも大きな違いのはず。
状況が差し迫っていない私の場合は期待だったんだろうな….と今になって思います。
希望を見つけて、はしゃいでいた
小保方さんのSTAP細胞がメディアで大大的に、そして好意的に報じられた時ってワクワクしてSTAP細胞の話をしまくった病気持ちの人って沢山いるはず。
私も当時周囲に話まくりましたもん、そりゃもう小保方さんを神のように語りました。
それから状況が変わってゆくにつれて小保方さんの話はしなくなる、テレビで「STAP細胞ってダメじゃん」なニュースが報じられたりするとチャンネルを変えたくなる。
もうね、STAP細胞ではしゃいでいた自分が恥ずかしい。
そんな番組を家族と見ちゃったりすると場が一気に気まずくなったもんです。
それは家族で見る金曜ロードショーのエロシーンよりも気マズイ。
無言がさらに無言を作りだす嫌~な世界です。
今度は確実なヤツを頼むよ
当時の大メディアも小保方さんの報じ方って最初は神扱いでしたよね、
もう生まれから育ちからキャリアからSTAP細胞発表に至るまで持ちあげまくり、私も完全に小保方ファンになっていました。
ということで大メディアさん、
今度似たような大発見とかあったらですね、ちゃんと裏取りした確実なやつをお願いしますよ。
やっぱ医療系の新発見とかはどんなに凄くても慎重にやるべきだよ。
それで期待したり希望を持つ人だっているんだから、希望感と絶望感を短期間で病人に味わせるのは無しにして、あんまりだよ。
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