ガンプラ改造の一つでLEDを仕込んでモノアイ等を発光させる、バーニアを発光させるカスタムがあります。
通常は室内で照明を当ててのガンプラ撮影が基本でしょう、
ただ私の場合は作ったガンプラは基本的に屋外撮影(ガンプラ冒険)するためのものであり、夜の撮影もかなりのガンプラ撮影作戦回数を重ねています。
野外でのガンプラ撮影はパーツの紛失や破損等があるので野外ガンプラ撮影する方は少ないのが現実です。
そんなガンプラ野外撮影において、今までの作戦レポートは画像加工によりモノアイ等を光らせて雰囲気をだしていました。
…が、それは何かが違う。
やはり真の意味で発光していないとリアルなガンプラ冒険にならない、つまり私はガンプラのLEDカスタムをしなければならないのであります。
かなり適当な自作LEDキットで発光すればOKの精神ですが私のガンプラLEDに必要な物と方法を参考にどうぞ。
ガンプラLED改造
ガンプラ専用のLEDユニットは販売されているので自作が面倒な方は専用のユニットを購入すれば楽にLED発光が可能です。
私としては自分の好きな場所にLEDを設置したい、全部自分でやってみたい、ということで電子部品を購入しての自作になります。
ガンプラ用LEDユニットを自作するメリットは市販されているもの比べて格安で沢山作れるところ、またLEDユニットを自作する事により好きな場所を好きなだけLED発光させることが可能!
それではガンプラ自作LEDユニットに必要な物を見ていきましょう。
LEDを単品購入
ガンプラのLED改造で今回用意したLEDは緑と赤の二種類です。
秋葉原の秋月電子で購入したLED(単品)がコチラ、
- 超高輝度3mm緑色LED
- パーツNo: OSG58A3131A
- 2.9V-3.6V
- 20mA(max30mA)
- 10個入りで200円(税込み)
電子部品についての知識は皆無な私は3Vぐらいのヤツなら大丈夫だろうと適当に選んで買いました。
結果的にはこれで問題無しです。
参考商品
- 赤色LED3mm
- 品番:SLP-9118C-51H
- 多分3V
- 10個+10個増量で合計20個
- 税込み100円
赤色LED購入時も3Vしか見ていません。
20個で100円(税込)という事は一つ5円(税込)、この時点で自作LEDユニットのコストパフォーマンスが優れまくっているのがお分かりいただけたはず。
参考商品
定電流ダイオード(CRD)
CRD(定電流ダイオード)が無くてもLEDは発光しますが色々なLEDサイトを見るとCRDは必要、あった方が良いとの事、どのような理由で必要なのかイマイチ分かってないけど買いました。
- 定電流ダイオード10mA
- 品番:E-103
- 5個 150円(税込み)
CRDについてもさっぱり分からないので適当に選びました。
10mAという数字が気になるところ…
光ればOKの精神です(笑)
参考商品
3Vコイン電池
3Vのコイン型電池ならOK、楽との情報を元にこれまた適当に買いました。
ガンプラの何処かに設置する必要があるのであまり大きいサイズでは厳しいでしょう。
HGブグ比でこの大きさなら問題ありませんね。
- FUJITSU リチウム電池 3V
- 品番:CR2032
- 2個パックで100円ぐらい
大手家電量販店であれば普通に買えるはずです。
電源コード(リード線)
LEDとCRDと3Vコイン電池を繋ぐために必要かと思い購入しました。
基本的には電気さえ通れば何でも良いはずです。
- 工作用コード(リード線)
- 5m 0.18mmΦ×12芯
- 一つ150円ぐらい
プラス電源が赤、マイナス電源が黒と分かり易くするために二つ購入。
ガンプラに仕込ませる事を考えるともっと細い電源コード(リード線)のほうが望ましいはず…選択をミスしました。
※電源コード(リード線)はもっと細いものを選ぶこと、0.18mmΦではガンプラ内部にコードを這わせるのが困難な太さです。
秋葉原の電子部品店等で現物を見るのがベスト、なければ模型店など。
はんだこて
はんだこてを用意するかどうかでガンプラLED改造の本気度が試されるかもしれませんね、私ははんだこてを持っていますので新たな費用は発生していません。
はんだこての使い方はとても簡単です。
はんだこてをコンセントに挿し、熱くなったらはんだを溶かしてLED、CRD、電源コードを接着。
直ぐに冷えて固まります。
失敗してもはんだこてで再び温めればやり直し可能。
まずはLEDを発光させてみよう!
ガンプラに組み込む前にLEDを発光させてみます。
本来はLEDと電池の間にCRDをかまして電源を入れるのですがとりあえずCRD無しで直接3Vコイン電池にはめても発光可能です。
その前に基本的な知識として…
LEDは足の長いほうがプラス(+)になります。
要はLEDのプラス線と3Vコインのプラス側を合わせて接続すればLEDが光りますよ…って事です。
では早速はめてみましょう。
バッチリとLEDが発光しました。
なんだかコレでもうOKのような気がします。
が、一応CRDを間にかまして発光させてみましょう。
テストなのでLEDとCRDをセロテープで繋げて発光させます。
そうそう、CRDにもプラスとマイナスがありますよ~!
LEDの足が長い方(プラス)とCRDのプラスをセロテープで繋げれば大丈夫です。
するとこんな感じで発光します。
LED一つでは発光具合は何も変わらない(笑)
ガンプラ用の自作LEDユニットを作ってみよう!
ここまでくれば後はLEDとCRDと電源コードをはんだつけすればガンプラ用の自作LEDユニットが完成します。
ガンプラの頭部にLEDを仕込むのでLEDが単体になるように作りました。
これで初心者でも自作のガンプラLEDユニットが作れるはずです。
後はガンプラへの組み込み…こちらのほうがハードルが高い。
電源コードの配線と3Vコイン電池の設置場所…この辺を綺麗に設置出来れば簡単フィニッシュのガンプラでもワンランク上の仕上がりになるはずです。
3分で作る簡易電池BOX
ガンプラ用の3mmサイズLEDユニット作りはとても簡単、難しいのが1/144HGサイズの頭部への組み込みです(MGサイズは大きいので3mmLEDの加工が楽)
それと同時に問題になるのが
- 電源(コイン電池)をどのように設置するか?
- ガンプラ内部に組み込むのか?
- 電源コードを垂らして外部電源とするか?
難しい問題です。
ということで初心者向けに簡易的なものを作ってみました。
クリップさえあれば誰でも作れるので参考にどうぞ。
※電源コードはなるべく細いものを用意しましょう。
ネットを見るとコイン電池専用の電池BOXが市販されています。
つまりコイン電池を挟むような構造であれば何でもOKってこと、
ならばクリップでコイン電池を挟んじゃえばOK。そしてクリップは金物で通電してしまうからビニールテープで絶縁すれば大丈夫なはず。
必要な物はこれだけ、クリップは家の中のどこかを探れば3個ぐらい出て来るはず(笑)
ビニールテープでクリップを全体的に包みこめば大丈夫です。
こんな感じでOK
見た目はしょぼいけど機能的にはこれで十分だったりします。
電池と電源コードを挟み込む
ここまでくれば後はもう簡単、絶縁したクリップでコイン電池と電源コードを同時に挟んでスイッチONです。
難しい解説は一切ありませんね!
LEDの発光テスト用としても便利!
このような簡易コイン電池BOXのためにCRD(定電流ダイオード)の設置位置も変更しました。
とはいっても電源に近い場所にCRDをはんだつけするだけ。
ガンプラのLED改造は初心者でも十分に可能ですが頭を悩ませる部分が…
その一つが電源の設置場所となり、ガンプラ内部への組み込みとなればスペースの確保により大改造が必要になる、またはモビルスーツに合うようなパーツの自作が必要になります。
初心者の場合は先ずは簡易的な外部電源機構(電源コードむき出し)によりガンプラのLED改造に挑戦してみましょう!
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