雨の西麻布~六本木を駆け抜けるシャア専用と俺

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ガンプラ冒険
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港区の西麻布~六本木をガンプラ冒険してきました。

私と西麻布の繋がりは人生で極わずかでして、仕事で取引先に向かうため外苑西通りを走るのみ、つまり西麻布を歩いた事がありません。

そんな西麻布の土地とかをネットで見ると、坪400万とか600万とか訳の分からない状態になっています。

土地の価格にかなりバラつきがあるものの、庶民が住める場所でない事だけは確実、という事は深夜の西麻布は高級外車だらけなんだろう… と思っていたのですが、実際はタクシーだらけでした。

大人な空間が広がる超高級地域の西麻布で遊ぶ場合は、それなりにキレイな服装が良いと思います。

ちなみに私がこよなく愛するクロックスのサンダルを履いてゆくことはお勧めしません、私のようにくたびれたサンダル的なもので訪れると軽視されてるような目線を感じる可能性が高いです。

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雨の西麻布、深夜のガンプラ潜入作戦

そもそもですが、なぜ深夜の西麻布でガンプラ作戦をしようと思ったのか?

これに答えられなければガンプラ冒険家と呼べないと思います… 否、これは正直に答えなければならない。

経緯はかなり複雑で忘れた部分も多々ありますが、

  1. youtubeでガンダム関連の動画を見る
  2. ちょっと初代ガンダムやZガンダムの台詞が気になる
  3. 当時の感覚が少し蘇り、BOOWYとかyoutubeで検索してしまう
  4. 気がついた時にはとんねるずの雨の西麻布を口ずさんでいる

このような精神的経緯により西麻布に行くしかありませんでした。

それでは雨の西麻布とガンプラのコラボ画像をどうぞ。

良く分からないけど異常なほどオシャレな建物がありました。

何屋さんなのか全く知りませんが、ここで撮影ミッションを行わなければならないような気がします。

周囲にはタクシーに乗り込お洒落な人やタクシーから降りるお洒落な人しかいません。

つまりオシャレな人ばかりの西麻生で原付スクーターに跨りカッパを着てガンプラを持ってるオッサンほどキツイ状態です。

西麻布の交差点から少し離れた場所にアパホテルがありました。

アパホテルに宿泊したことはありませんが、少しだけ庶民感を感じるところあり。

この地域におけるガンプラ冒険家の安住ポイントはここしかないでしょう、大使館方面とかちょっと無理すぎる。

しかしアパホテル西麻布の宿泊料をHPで確認するとシングルでもそれなりの価格

アパホテルの直ぐ横にオシャレにライトアップされたポイントがありました。

ここがアパホテルの施設なのか何だか分かりませんが、ザク設置撮影ミッションが出来る場所はココしか無さそうなので贅沢を言ってられません。

数少ないチャンスをものにした一瞬です。

…で、この時の時刻はPM23:30を過ぎていたと思うのですが、マラソンしてる人がけっこういるんですよね、しかも雨降ってんのに。

それで立ち止まりランニング状態で私とザクを見るんですよね…

立ち止まりランニング状態とは、マラソンしてる人が信号待ち状態におけるその場ランニングするようなアレです。

そういうのは信号待ちのみでやって欲しいもんです。

健康的な西麻布ランニングマンとガンプラ作戦のオッサンでは、社会的地位の差は歴然、

せっかく安住の地だと思ってたのにココも難しい、西麻布はガンプラを受け入れてくれないように思います。

外苑西通りは無理すぎるので裏道に潜入してみましょう。

麻布のクラブ

西麻布をウロウロしている時に見つけた紫ピンク的な照明で目立つ店があったんですよ。

私のようなカッパ着たオッサンが店の前を歩くだけでも緊張感MAXに達するこの店、歩いた時には店の入口にスーツを着た人が立っていました。

こういう世界に疎い私には物凄い場違い感と恐怖感MAXです。

入口のスーツさんと目があっただけでビビってしまたので道路の反対側から作戦実行です。

クラブという施設…

ガンプラとこういった店が同時に移る画像は他に無いと思い、勇気を振り絞って作戦実行です。

このクラブミッションだけでもかなりの価値があると思われますが、クラブミッションに挑んだ私は自分のレベルが相当上がったように感じていました。

「これを達成したんだから、六本木もいける!」

こんな風に考えていた当時の私を叱ってやりたいです。

という事で次は深夜の繁華街作戦へと進みましょう…

深夜の六本木でシャア専用ザク 

友人の結婚式2次会以来の再訪となる六本木ヒルズ、やはり手に得ないレベルのオシャレ空間となっており深夜はカップル&高級外車&タクシーのオンパレード状態です。

そして深夜の六本木ヒルズは昼間とは全く異なり、空間まるごとイルミネーションな雰囲気となっています。

また、深夜の六本木ヒルズは営業している店舗が殆ど無いので買い物客がウロウロしている事はありませんでした。

この六本木ヒルズは広いのか狭いのか良く分からない部分があり、どこからどこまでが六本木ヒルズなのか良く分からない部分も多いと思います。

案内図を見ながらウロウロしても良いとは思いますが、それだと初心者感が出てしまうので事前にグーグルマップで予習しておき、キョロキョロしないような振る舞いが大切。

深夜の六本木ヒルズ潜入作戦

どこが六本木ヒルズのメインゲートなのか不明なので西麻布方面から潜入開始です。

普通は店舗が営業終了すれば暗くなるじゃないですか、でも六本木ヒルズは違うんですよね。

営業終了しているのにギラギラと光ってるんです、これにはかなり焦りました。

営業終了しているから暗くて人気がないだろうと想定していたのに、上記画像のような状態では「え?深夜営業?」と思っちゃうじゃないですか。

しかも上記画像の店舗はBOSSってなてるんですよ。

当然ながら六本木ヒルズにあるオシャレな缶コーヒーのBOSSをイメージして「お!BOSSじゃん」みたいなコーヒー飲みたくなる親近感がありそうじゃないですか、でもよく見るとこのBOSSは缶コーヒーじゃなくて洋服が飾ってあるんですよね、しかも超絶に高そうな感じで…

これは何かがオカシイ….と思い、その場でネットで調べるとヒューゴボスという高級ブランドのショップとなっていました…

もうこの場において社会的地位とかを感じまくりですな!

BOSSっていったら缶コーヒーと疑う余地は無いし、BOSSを疑問に思うことなど無かったのに六本木ヒルズにおけるBOSSとは缶コーヒーを示さない可能性がとても高いのです。

雨なのに傘ささない人ばかりの六本木midnight

なんなんでしょうね?この六本木ヒルズとは…

雨降ってるのに傘さしてない人ばかりなんですよ?

六本木ヒルズは何かそういう流行とかあるんでしょうかね?

私なんか原付スクーター+カッパ+ガンプラなんですよ、私も場違いで狂ってるとはいえ、傘ささないのも狂ってます。

そして傘をささないオシャレな人と、フル装備カッパの私といった対極感… みじめすぎる、いい歳こいたオッサンは半泣きに加えてHPもゼロに近いです。

泣きそうな目で上空を見上げると…

有名なマンションがありますよ、テレビに出るような人やIT長者とか住んでそうな例のマンションがあります。

その姿、まるでネオジオングといっても過言ではないでしょう。

シナンジュがネオジオングから分離してきそうなので直ぐ発進せねばなりません。

庶民感覚を狂わす深夜の六本木ヒルズにあるツタヤ

ネオジオングから逃げてきたら深夜なのに明るすぎる店舗があり、周囲に人がけっこうウロウロしています。

ここも深夜営業風で実際は営業していないのかと思いきや店舗の中に人がおり、営業状態です。

しかも日本人だけではなく、外国人割合がかなり高い…

ここも近寄ることが不可能な雰囲気なので道路の反対側から作戦実行するしかありません。

ココ、ツタヤなんですよ、レンタルのチェーン店で有名なあのTSUTAYA!!!

普通、ツタヤっていったら気軽に入れるじゃないですか、深夜ならチョッとだらしない服装でもいけるじゃないですか….

それがこの六本木ヒルズでは通用しません。

みんなオシャレな雰囲気だし、傘さしてないし、外国人多いし…こんなツタヤ見たことありませんし、見たってカッパ装備じゃ入れません。

それに店内にいる外国人男性をガンダム的に表現するとキャスバル、女性はアルテイシア状態です。

本物のシャアであれば私のザクを見た時点で親友になれると思いますが、六本木ヒルズのシャアはザビ家状態なので見られるわけにはきません。

…自分でも何を言ってるのか分からなくなってきました。

どうやらBOSS、ツタヤといった私の庶民感覚が狂い始めたようです。

もうこうなったら無茶を承知で六本木の交差点も作戦してしまいしょうか。

深夜でもギラギラと輝く六本木

深夜の六本木交差点周辺と言えば訪れたことがない人でも大体想像できる場所でしょう。

実際にその通りでして、深夜の六本木に行くという事は一般的にイケてる遊びに行くことを意味すると思います。

さらに六本木は外国人比率が高く、かなり独特な繁華街となっております。

とくに六本木交差点から飯倉片町交差点までの道は人通りも多く、道路はタクシーと高級外車と超高級外車で埋められている状態となっており、ランボやフェラーリ的な車が集中していました。

深夜の六本木に遊びに行くのであればそれなりの服装と、それなりのお金と、かなりの気合が必要だと思います。

六本木交差点付近の調査開始

まず始めに、深夜の六本木交差点付近は気軽に写真撮影できる状態ではないことをお分かり下さい。

その理由は道行く人がモデルのような美人、ちょっと怖そうな人、かなり怖そうな人、サラリーマンっぽいけど普通のサラリーマンじゃない人、明らかにお金持ちの人… これらの人が入り乱れてる状態に加えて大きな外国人や超高級外車の駐車を見守るスーツの人が歩道&路上にいます。

営業している店舗のビル入口などにもスーツの人が立っていたり、笑顔だけど明らかに筋肉ムキムキの怖そうな外国人だったりと内気な人には歩くことさえ厳しい状態です。

このような理由により作戦を行う際は、素早くカメラとガンプラを出して撮影してしまうという方法しかなく、画像のブレはかなりひどい状態をご了承下さい。

メインゲートから作戦開始ルールだけは守らなければいけないのですが最初の一発目はガンプラを出す勇気がありませんでした。

上の画像にはガンプラが被写体として写っていないので何の価値も無い写真…情けない。

しかしこのままでは終われません、ジオンだって何度も連邦に立ち向かって行き、そして敗れていきました。

ジオンの戦い方を見習うならば、負け戦であろうとも魂が込められた戦いであれば時に美しく見えるというもの… 

ここはひとつ魂を震わせ、強大な敵「六本木」に美しい負け戦を挑んでみようじゃありませんか!

上の作戦画像、これだけ見ればビルを背景としたザクさんで、普通の画像で背景はボケています。

背景にピントを合わせた別の作戦写真では…

ここが六本木でワーニングという事がお分かり頂けると思います。

フライデーズという飲食店のようで、雨なのに人が回りに沢山います。

とてもじゃないけど店の前で作戦は出来ません。

もはや作戦画像がぶれて光ってなんだか分からない場所です。

ハンブラビに乗るヤザン(Zガンダムのキャラクター、悪な感じ)的な外国人が私に「ヘイ、ヘイ!」とか言ってきたので、小走りで逃げたのでこういう画像になっています。

さらにヤザン脱出作戦からドンキホーテに逃げて来たのが間違いでした。

六本木ドンキホーテ前における私の状態はヤンキー高校に転校してきたいじめられっこそのもの… もはや作戦どころではありません。

己の気配を最大限に抑え、早々に原付バイクにエスケープです。

六本木のフェラーリ屋さん

ヤザンやろくでなしブルースや怖外国人だらけな場所から飯倉片町の交差点まで脱出した時、ソレはありました。

この店は車屋さんなんですが、普通の車屋さんではなくフェラーリ屋さん。

そして相変わらず六本木です、深夜なのに営業してるかのような雰囲気を出してます。

路上で原付バイクにカッパにガンプラを持つオッサンとショーウィンドウ内のフェラーリ、精神的にぐっと来るものがありますね。

深夜の六本木周辺を内気なオッサンが冒険するという事は、こういう事である。

この記事を読んでそう感じて頂ければ私の冒険も美しい負け戦となるはず、ジークジオン。

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