ぎっくり腰…
痛いですねぇ、辛いですねぇ、
この痛みはやった事がある人にしか分からない痛み、分からない人にとってみれば
「ぎっくり腰で動けない?、ちょっとぐらい動けるでしょ?」
のように考えているのではないかと思っていますし、実際に私もそのように思っていました。
気合で何とかなるだろうに、ぎっくり腰で動けないなんて甘え!ぐらいの気持ちがあったのは否めません。
で、いざ自分がぎっくり腰になってしまったたもう大変、とくに初日~二日目は激痛により本当に動けません。
それは自宅のトイレに行くことすら困難な状況、腰に激痛がはしらないようにひたすら楽な姿勢を探すのみです。
ぎっくり腰は動けない
始めてぎっくり腰になった私、初日~二日目ぐらいは強烈な痛さと不安感がありました。
「もしかしてこのまま寝たきりになってしまうのだろうか」
このような不安です。
可能であれば病院にいって診察を受けたいけどソレは不可能、なぜならマトモに歩けない状態だからです。
それでも診察を受けたいとなれば救急車しか方法はありません。
ただ「ぎっくり腰」「救急車」でネット検索を行うと、ぎっくり腰のみで救急車は呼ばないほうが良い感じ….動けるようになるまで耐えるしか方法がありません。
くしゃみ、笑いで激痛
もしぎっくり腰になった人が身近にいたら笑わせるような事をしてはいけません。
とくに初日は笑うだけで腰に激痛が走るのでお笑い番組などを見るのは論外です。
生理現象であるくしゃみにも注意が必要です。
笑いも激痛ですが、くしゃみのほうが体全体の力を使ってしまうので涙が出るほどの激痛になります。
仕事にいけるわけが無い
ぎっくり腰初日~2日目ぐらいまでは歩けないのだから会社には行けません。
その日が社運をかけた重要な日であったとしても…です。
「タクシー呼べばいいだろ」ってのも不可能です。
タクシーを呼んだところでタクシーに乗り込む事が不可能、仮に時間をかけてタクシーに乗り込んだとしてもマトモに座ってられません。
なんとか会社の前までタクシーで到着したとしてもですね、今度はタクシーから降りて会社に入る事が非常に困難な状態で間違いありません。
ぎっくり腰とは仕事、お金、命といったものの優先順位を考えさせられます。
ぎっくり腰の症状を常識として理解して欲しい
このような認識を非ぎっくり腰の人に持って頂くことがとても大切である…始めてのぎっくり腰で私はこのように感じました。
もう本当にどうにもならないのです。
一人で重要な仕事を抱えている状態で、重要な当日にぎっくり腰になってしまって自分が現場にいないと全てパーになる….
考えるだけでも恐ろしい事態、しかしこれが現実です。
いってみれば事故に巻き込まれるようなもの、本当にどうにもなりません。
誰でも事故に巻き込まれる可能性があるのと同じように
「誰でもぎっくり腰になる可能性がある」
この共通認識は本当に大切な事、もしもあなたの回りにぎっくり腰になってしまった人がいたのなら
「話は分かった、後はまかせろ」
この一言をお願いします。
ここで根性論などを持ち出してああだこうだ言ってぎっくり腰マンを責めるような人はですね、近い将来ぎっくり腰が原因で酷い目に合うでしょう。
魔女の一撃
海外においてぎっくり腰は「魔女の一撃」と呼ばれています。
ネット検索を行うとぎっくり腰にならないような注意みたいな内容の記事があったりはしますが、結局のところ魔女の一撃なのです。
これはぎっくり腰になった事が無い人は、ぎっくり腰にならないように注意の記事など読まないでしょう、
それはかつての私がそうだったように…です。
だからこそ魔女の一撃。
「自分がぎっくり腰になるかもしれない」のような思考が一切脳に存在しない状態において突然の激痛ですからね、魔女の仕業と言いたくなるのも分かります。
そしてコノ記事を読んでいるぎっくり腰未経験者は、ぎっくり腰にならないようにするための方法を考えるな….とまでは言いません。
それよりも自分が魔女の一撃を喰らった場合はどうするべきか?
コチラの思考のほうが重要です。
考え方としてはインフルエンザにかかってしまった場合のようなものではなく、全く予期出来ない交通事故に巻き込まれてしまった場合に…のような考え方が良いでしょう。
ぎっくり腰3日目に行った整形外科の先生によれば、ぎっくり腰は安静にしていれば自然と痛みが減ってゆくとおっしゃっていましたし、実際に私も3日目ぐらいから序所に痛みが緩和していきました(それでも歩くのは困難)
コルセットをつければ多少は楽になるようですが、初日~二日目は何をしても動けないでしょう。
このような理由により、ぎっくり腰初日~二日目は意識のハッキリしていて重病人との世界共通認識をお願いします。
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