ミレミアムファルコンのハイパードライブが不安定でなければならない理由とは?

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ミレミアムファルコン スターウォーズ
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スターウォーズエピソード8最後のジェダイにも出てくるミレミアムファルコン号、この宇宙船にかける想いは世界中のスターウォーズファン分だけあると思っていまして正にミレミアムな宇宙船!

そんなミレミアムファルコン号….

基本的には外見度外視、中身で勝負!ってな宇宙船なので改造しまくりで外見はかなりボロイ雰囲気をあえて出し続ける宇宙船です。

じゃあホントのところ性能はどうなのよ?って聞きたいところですが、ミレミアムファルコン号が凄いとされているのはハイパードライブ時に高速の1.5倍まで出せるという部分でしょう。

それ以外の性能としては基本ベースが貨物船って事なので期待出来ない部分があるにせよ、スターウォーズファンにとっては最高にカッコイイ宇宙船です。

(実際は改造しまくりでそれなりの戦闘力と防御力を備えている)

さて、万が一あなたがミレミアムファルコン号のオーナーになったら何を最初にするでしょうか?

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ミレミアムファルコン号の問題点

ミレミアムファルコンは宇宙船としてのステータスを無茶な方向に振っている宇宙船なので様々な問題点があります。

その中でも、いや誰でも最初に手を加えたくなる部分がハイパードライブユニットでしょう。

いくら高速の1.5倍といってもですね、緊急時に必ず故障していては使い物になりません… だがしかし、その故障があってこそのミレミアムファルコンとも言えます。

ハイパードライブがきちんと動作すると面白くない

ミレミアムファルコン号の特徴は緊急時にハイパードライブが壊れてしまうってなものです。これがあるせいでストーリーがスムーズに進みません。

じゃあ宇宙性のハイパードライブがちゃんと動作すれば良いのか?って言われればそうでもない、動くか動かないのヒヤヒヤ感がとても重要な要素になるはずであり、やっぱり困難があるからこそ冒険物語は面白くなるとワタクシは考えています。

例えば映画スターウォーズエピソード1ファントムメナスにおいて、女王の船のハイパードライブが壊れて惑星タトゥイーンで修理をしなければならないってな状況はハイパードライブ故障軽視を物語っています。

 クワイ=ガン・ジンが船のパーツをゲットするために子供アナキンを利用して色々と策を練るストーリーになっており、アナキンがジェダイになる経緯やきっかけ、桁外れのミディクロリアン値、フォースにバランスをもたらすもの…ってな後のエピソード展開にも重要な要素が含まれているのは分かります。

しかしですね、攻撃を受けて壊れたにせよハイパードライブの故障ってやつはスターウォーズにおいての重要なファクターだと思っています。

つまりハイパードライブ関連からストーリーを広げるのであれば、それは切羽詰まった状況が必要であり映画の視聴者としてもハラハラドキドキな気分になる絶好のチャンスなのです。

それがスターウォーズエピソード1ファントムメナスでは壊れたハイパードライブのシルバーメッキな船…ナブー・ロイヤル・スターシップですね、

クルーとかジェダイとか何か余裕がある雰囲気なんです。

パーツを手に入れる? 

共和国の通貨が使えない?

確かに状況としては良くないでしょう。

しかしどうにも緊迫感がない。

スターウォーズの重要な要素、命綱とも呼べるハイパードライブが壊れているというのに…!!!

それもあってなのでしょうか…ハイパードライブの故障から始まるハラハラドキドキはエピソード2クローンの攻撃・エピソード3シスの復讐ではありませんでした。

ハイパードライブが使えないからこそ最高のシーンが生まれる

ミレミアムファルコン号は数々のピンチを乗り越えてきた本当に凄い宇宙船です。

そして重要な時ほどお決まりのようにハイパードライブが作動しません。

大丈夫、逃げ切れるさ!と余裕の表情でハイパードライブ…

しかし「キュキュキュキュ…ン」と無情にもハイパードライブは使えない。速攻でプランB的なものに変更するも行き当たりばったりなプランBはマトモな作戦でない場合が殆どです。

レイア姫なんぞはミレミアムファルコン号のハイパードライブを信用していない感じも熱いですね、

レイア姫の

「またかよ…」

「どうせそんな事だろうと思ってたよ」

的な表情は絶望な状況における面白さと緊迫感を観客に与えまくりです。

一応スターウォーズエピソード7フォースの覚醒においてハンソロとレイのミレミアムファルコンハイパードライブミニコントはありましたが、あれはかなり弱かったと思います。

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