スターウォーズエピソード8最後のジェダイ予告動画においてカイロ・レンが攻撃機でで母を攻撃するかのようなシーンがあります。
タイサイレンサーに乗りながら、ちょっと泣きそうな表情になりながら攻撃ボタンに指をかけるカイロ・レン、それを感じるかのように何かを見つめる母レイア…
カイロ・レンが乗るタイサイレンサーは凄い旋回性と加速性をもつ厄介な攻撃機でして逃げても無駄、倒さないと生き延びられないようなしつこい動きをするのが特徴的です。
果たしてカイロ・レンは母をやってしまうのでしょうか?
カイロ・レンとタイサイレンサー
まずもってタイファイターのパイロットとは基本的にヘルメットを被っての搭乗です。
そこには生命維持装置の要素もあるわけですがカイロ・レンはヘルメットをしていないガンダムのシャア状態となっており、タイサイレンサーはその辺の事情も考慮してカイロ・レン専用機としたのではないか?なんて思っています。
という事でタイファイターとは別物、タイサイレンサーは船内でヘルメットを被らなくてもOK仕様ってことなのでしょう。
ただワタクシとしては母を攻撃するかも?なシーンにおいてスイッチに指をかけるカイロ・レンの表情を演出する意味もあっての専用機であり、タイファイターとは別物仕様にする必要もあったのではないか…そんな事も妄想しております。
このように考えると母を攻撃するかも?なシーンはエピソード8最後のジェダイにおいては重要なシーンになる。
カイロ・レンのダークサイドっぷり
カイロ・レンは映画スターウォーズエピソード7フォースの覚醒で父であるハン・ソロをやってしまいました。
ハン・ソロが死んでしまうのは予測していたってな人も多いはず、それはハンソロ演じるハリソンフォードの年齢的な意味もあったのではないかと思っています。
ただし問題はやられ方…
ハン・ソロほどの重要キャラクターともなればドラマチックなやられ方でないと納得がいかないってな部分がかなりあります。
エピソード4.5.6でのハン・ソロは密輸業者で自分の事を第一に考えて行動するようなタイプの人間とはいいつつも英雄ランクの活躍を見せるキャラクターです。
そんなクラスのキャラクターがやられるシーンとは「大切な何かを守って死ぬ」のようなものであると予測していました。
しかも映画スター・ウォーズですからねぇ、大切な何かとは正義だったり大儀だったりみんなの想いだったりする…
ってのはルーカス的な考え方なのでしょうか、この辺の予測は見事に外れて息子にやられる結末になります。
そしてカイロ・レンがエピソード8最後のジェダイにおいて母もやってしまうなら…
泣きそうになりながらの攻撃だとしても精神に大きな問題アリなダークサイドっぷりでしょう。
ではカイロ・レンが母を攻撃してしまうとして、何故そこまで彼をダークサイドに落とさなければならないのでしょうか?
色々と考えてみました。
アナキンの堕ち方は強烈だった
カイロ・レンと同じくダークサイドに堕ちたアナキン、彼の堕ち方はスターウォーズエピソード3シスの復讐で描かれます。
直接的な描写はありませんが、終盤においてのアナキンは脅えているちびっこジェダイを全員やってしまうというあまりにも無慈悲なシスっぷり…あのカルマは何をやっても消えないとしか思えません。
エピソード6「ジェダイの帰還」では最後は息子であるルークを助けてイイ感じになり、最後は霊的なヨーダ、オビワンの横に並んでジェダイずらしてはいるけど、脅えるちびっこジェダイをやっちまったカルマを考えるとあの立ち位置はオカシイと思っています。
そのダークサイドへと堕ちるきっかけは女…といったところでしょうか、女が悪いわけでないけどジェダイ的な考え方をすればこうなっていまいます。
それもあってかジェダイは恋愛や結婚は禁止ってな掟があります(ニュージェダイオーダーは除外)
確かに恋愛や結婚となれば基本姿勢にあるのは愛、しかし愛があるからこそ憎しみも生まれるというもの… ジェダイの素質がある子は一歳ぐらいになる前に母から離れて暮らしてジェダイになるシステムってのも分かる気はします。
そしてアナキン、
彼はクワイ=ガン・ジンに拾われた時の年齢も含めて特別扱いなジェダイ。
確実に母の愛を知ってるジェダイで他のジェダイとは違います。
これはアナキンの子、ルークも同じであり育ての親オーウェン夫妻の愛を完全に知った状態のジェダイ…というよりも家族愛も異性への愛も知ってる大人になってからのジェダイです。
それでもエピソード4.5.6の時点ではルークがダークサイドに堕ちなかったのはオーウェン夫妻の育て方が良かったからだと私は思っているけどね。
さて、カイロ・レン…
アナキンを崇拝しているような感じ….でも彼ってアナキンのダークサイドっぷりをどこまで知っているのでしょうか?
案外、結構詳しく知ってたりするんじゃないの?
カイロ・レンは無茶しようとしている?
アナキンを崇拝している、「俺はダークサイド街道まっしぐらだぜ!」ってんならそれなりのダークサイドっぷりを発揮しなければなりません。
一応エピソード7フォースの覚醒において父をやったのでそれなりのダークサイド根性を見せはしましたが、アナキンに比べればまだまだです。
設定ではルークが作った新世代ジェダイの訓練生をやっちまった…ってな事にはなってるけど映画は別モノで別ストーリーと考えるならばカイロ・レンのダークサイドっぷりを強く表現する意味でも母を攻撃ってな演出の考察が一つあります。
youtube等で見れるダイジェスト最後ではカイロ・レンがレイに手を差し伸べているかのようなカットの繋ぎ合わせがあります。
まずもってレイがダークサイドには堕ちる可能性は無いと考えると、カイロ・レンは何か大きな大儀を抱えた、それは母の死によるもので自分が母を攻撃しようとしたけど母もフォースが強いのでフォース的な会話をして真実的なものが分かるみたいな感じ。
攻撃ボタンを押すのを止めたのに勝手に指が動いたとか。
または母が自ら「あたしをやりなさい!」的なフォース会話をカイロ・レンに送ってからの真のダークサイドに堕ちて真実の真実みたいなヤツに目覚めた、恋愛や家族愛を禁止していた旧ジェダイこそが悪なんだ、
じいちゃん、アンタは女に狂ってダークサイドに堕ちたけど俺はもう一周回った真のダークサイドに堕ちて真実に気が付いたんだ、ルークのおじさん! あんたは悪じゃ!
….ふう、ちょっと妄想が過ぎてしまったようです。
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