私の一押しサーマルプリンターはスター精密のTSP100になりますが、その他メーカーの製品も色々と購入した経験もあります。(ほぼ中古)
初心者はTSP100で間違いない…とはいってもですね、他メーカーのサーマルプリンターを使ってみたい、他にどのようなメーカーのものがあるの?本気の家庭用なら?本気でサーマルプリンターを使ったシステムを構築するなら?
といったものを独自の視点で紹介していきます。
Windowsで使えるサーマルプリンター
このようなサーマルプリンターのまとめ記事は私のようなサーマルプリンターマニアしか書かない内容だと思います。
購入を検討している方は参考にどうぞ。
スター精密TSPシリーズ
当ブログでも紹介、私自信も現在3台所有しているサーマルプリンターになります。TSP100は過去に5~6台は購入経験がある何台も欲しくなるサーマルプリンター。
とくにサーマルプリンター初心者には絶対のお勧めになります。
付属品やUSB接続端子の有無など中古品の購入が不安な方は新品購入をお勧めします。
【番外編】スター精密 レシートプリンター ホワイト
スター精密のサーマルプリンターとキャッシュドロアが一体化したスタイリッシュなモデル、これにバーコードリーダーが付いたモデルも発売されています。
これは小売店や飲食店といった店舗専用のモデルになるので一般家庭やオフィスでは必要のないサーマルプリンターになります。
このmPOPの上にタブレットを置いて自前のPOSレジシステムにしても良いし、面倒であればリクルートのairレジシステムにしてしまってもOK
CITIZENサーマルレシートプリンタCT-S601
USB接続が可能なタイプのサーマルプリンターになります。
シチズンのサーマルプリンターは現物を触った事はありますが所有した事はありません。
サーマルロール紙の基本である58mmと80mmの両方が使えるので性能的にはTSP100と変わりはないように思います。
オートカッターの切れ方が綺麗!
エプソン TM-T88IV/M129H
中古品の場合は58mmを使う為の専用アタッチメントが付属されていない場合が多いのも特徴。
ただ専用のアタッチメントを使わなくても58mmサーマルロール紙をそのままぶち込んで使えちゃったりしますし、タバコの箱などを利用して自分で形に合わせたアタッチメントを作ってしまう事も可能です。
ブラザー P-touch QL-700
サーマルプリンター ブラザー P-touch QL-700 が何が良いかって言えばPタッチ専用のソフトになります。
これがものすごく便利で初心者にも簡単にできる、サーマルプリンターというよりもサーマルラベルに特化したプリンターになります。
SATO L’esprit (レスプリ)シリーズ
サーマルプリンター界で言えばSATOのレスプリが最高峰でしょう、様々なシーンに対応するのでそれこそ「なんでも出来るサーマルプリンター」になります。
私はSATOのレスプリ一台と外観も機能も全く同じOEMのようなものを一台所有しています。新品価格は業務用ということでかなりの金額…どちらも中古で購入したものになります。
レスプリの特徴はレシート的なものを印刷するというよりはラベル的な物の印刷に適しており、感熱式(普通のレシート)と熱転写(インクリボンを使って印刷、文字が長期消えない)の二種類が使えるのが特徴、本当にこれ一台で何でも出来る。
病院等でも良く目にする業務用感丸だしのサーマル機器になるのでTSP100のような機器と比べて一回りの大きさがあります。
中古品で購入を考える方はオートカッターユニットの有無の確認、接続端子の確認は必須…というのもパラレル接続オンリーのものが多いから。
レスプリはUSBによる接続も勿論可能で専用のソフトもダウンロード可能
L’esprit(レスプリ)V/V-exシリーズ |プリンタドライバ・マニュアル|ダウンロード|サポート&ダウンロード|サトーグループ
基本的にはLAN接続で使うほうが扱いやすいのも特徴になります。
ただし普通のWindows環境で使う場合はIPアドレス等の設定などを行ったりもするので初心者には相当敷居の高いサーマルプリンターになります。
基本的には分かっている人が買うサーマルプリンターです。
エフケイシステム サーマルレシートプリンターPRP-250
サーマルプリンター界ではFKシステムのサーマルが最もお洒落ではないかと思っている私、お洒落な小売店や美容院に設置するならFKシステムでしょう!
USB接続、LAN接続、オートカッター、58mmと80mmのサーマルロール紙、印刷スピードは高速…機能的には全く問題ありません。
ブラックマーク機能はありませんのでラベルシールには向かない…とはいっても調整すればつかえてしまうと思います。
ここで紹介したものは比較的安いモデル
新品・中古の差はあっても各メーカーの最新モデルだともう少し高い価格帯になります。
最新モデルの場合はカタログを見るとブルートゥースやwi-fiや音声出力といった機能が付いているものが多く、性能面で言えば印刷スピードや静穏性に優れたものだったりするのでサーマルプリンターの基本機能的な面を考えればここで紹介した機器で完成されているように思っています。
またここで紹介したサーマル機器のもう一世代前のモデルも数台購入経験がありますが性能面はかなり劣っていますし、なによりUSB接続端子が無いモデルも多いことを考えるとハードルは高い… ただヤフオクなどではもの凄く安い価格で放出されちゃったりしているという魅力もある。
私としては最初の一台はスター精密のTSP100、そこでサーマルプリンターの扱いに慣れたら他のメーカーに手を出してみる….といった流れが一番スムーズではないかと思います。
サーマルラベル用紙はどこで買えばいいの?
サーマルプリンターをwindows環境で使っていると段々欲しくなってくるアイテムがサーマルラベルシールでしょう、とくに自分でバーコードを発行するようなシステムを構築出来る人は欲しいはず。
しかしサーマルラベルシールは大手家電量販店で販売されているようなものではなく、現状ネットで購入する以外に方法がありません。
そこで私がいつも購入しているシール屋さんの紹介
このブログで紹介してきたサーマルプリンター用のサーマルラベルシールならe-storeで買えないものはありません。
とくにブラックマーク対応のサーマルプリンター、例えばレスプリなどのブラックマーク付きサーマルラベルシールなんかも豊富に用意されています。
サーマルラベルシールの入手でお困りのでしたらラベル.e-storeで間違いありません
サーマルプリンターと一緒に買いたいキャッシュドロアまとめ
サーマルプリンターやバーコードリーダー、それらをWindows環境で、しかも自分で…ともなればキャッシュドロアについても気になるところ。とくに小売店ほど気になるでしょう。
という事でお勧めのキャッシュドロアをまとめて紹介します…とはいってもどれも似たような物になるので価格勝負にはなってしまう。
初心者はUSB接続可能なキャッシュドロア
通常、小売店の場合等はサーマルプリンターとキャッシュドロアは連動させて使うものになりますが業者でない一個人がレシートプリンターをWindowsで使うという趣旨からすればUSBでパソコンと接続可能なタイプが面白いです。
キャッシュドロアとパソコンをUSB接続して何を行いたいか?って言えばキャッシュドロアのオープン作業をソフトウェアで制御及び管理したいから。この一言につきます。
そしてUSB接続を可能とするキャッシュドロアの機能とはキャッシュドロアオープンのコマンドファイルが使える、または専用のアプリケーションが用意されているってな部分です。
専用のアプリケーションとはいってもバッチファイルのような物で実行するとドロアがオープンするだけ。
ただ自前のPOSシステムの構築となればそのようなバッチファイルが用意されているのはとても嬉しいものです。
サーマルプリンター同様に一般ユーザーはネットで購入するしか方法がありません。
U-35S
U-35Sは同じシリーズでサーマルプリンターもやっているFKシステムのキャッシュドロアになります。もちろんUSB接続が可能なタイプ。
スター精密 レシートプリンター ホワイト PO WHT JP
スター精密 レシートプリンター ホワイト PO WHT JPはサーマルプリンターとキャッシュドロアが一体化したモデルになります。
コンパクトに纏めたい場合はとても便利。
レシートが印刷できればOK、ジャーナル機能は要らないよ~なんて店舗には良いですね。
ただし中古でキャッシュドロアとレシートプリンターを揃えたほうが安いです
USBハブは電源供給タイプを買おう
サーマルプリンターやバーコードリーダーぐらいのUSB接続であればパソコンの端子で足りるでしょう。
しかしキャッシュドロアも接続サーマルプリンターも接続となるとパソコン本体のUSB接続端子が足りなくなるのでUSBハブの購入…となるはずです。
その際に注意して欲しいのが特殊機器の接続は意外と電力を使うということ。
普通のUSBハブでは電力が足りない場合が多いのに加えてサーマルプリンター2台付けでバーコードスキャナー2台付けで…なんて事になる普通のものでは無理。
そういった場合は電源供給のUSBハブにしましょう。
このようなUSBハブ商品にサーマル関連を全て接続して固定…といった使い方が好ましい理由もあります。
ポイントは他のUSB機器と分けるといった部分で、サーマルプリンターのUSB接続は専用ポートでの接続が前提にあるから。
つまり違うUSB口に差し替えると、設定が変わって使えない場合が多々あるということ。
他にも一台のサーマルプリンターでオートカッター使用とカットしない場合の使い分けにより、一台で二台分のプリンタをインストールするといった使い方もあるので、USB差込位置は固定が望ましいのです。(LAN接続の場合は別)
こんな理由があるのでサーマルプリンターやキャッシュドロアのUSB接続はPCにダイレクトではなく間にUSBハブを入れるほうが後々の拡張性も考えて必須になります。
…まあ私も始めの頃はUSB接続でかなり悩みました。
普通のプリンターのようにUSB接続を差し替えてもOKではありません。
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