以前から感じていた熱海の廃れっぷりについて色々と思うところがあったので散歩しながら写真を撮ってきました。
熱海についてのイメージは大観光地、しかしそれも昭和の時代ということでバブル崩壊から一気に景気が悪化、廃業した大手ホテルや老舗旅館や営業しているのかしていないのか分からないボロい建物があったりとしたので伊豆へ行くのに通過する街って状態が私の中で続いていました。
ところが最近の熱海の景気が回復しているのでは?といったネット情報をチラっと見たりもしていたのですよ、例えばこれ
宿泊客数がV時回復?ってやつです。
でも現地を見た感覚だと熱海の景気が良さそうとは思えませんでした。
熱海の金がありそうな雰囲気の場所
私が感じた金がありそうな熱海の場所ってばこんな感じ、リゾートマンションなのかホテルなのか分かりませんが古臭い建物ではありません。
他にも金がありそうな雰囲気の場所がいくつかありましたけどボロ屋と金持ち建物が入り乱れてるような状態だったり… というよりもボロ屋のほうが目立ってしまう。
宿泊客が増えたとは言っても格安ホテルチェーンによる集客を考えると景気の回復ってのは少し違うように感じます。
それでも熱海にきた観光客が増えるって事は熱海でお金を落とすって事だから多少は良くなっているのでしょうかね?
私としては強烈な格差を感じましたけど。
取り壊し中のような巨大廃墟
熱海で有名な場所、熱海海浜ホテルの跡地というか廃墟というか…が見えるポイントにおいて夕方の時間帯ですが歩いている人間は私だけ。
浴衣姿で歩く観光客はいないし、熱海の住民も見かけません。
という事で気になる廃墟に接近してみる。
私しかいない広い公園から撮影した熱海海浜ホテルの廃墟。
サンレモ公園という海が見えるきれいな公園なのだけれど人がいない、公園の噴水も停止状態、そもそもサンレモ公園に私が存在すること自体が変な感じです。
それでは更に廃墟へ接近しましょう…
熱海海浜ホテルの廃墟
人が歩いていないのでガンプラ出し放題な状況に我慢が出来ませんでした。
ガンプラを持ち歩きながら散歩したり旅行に行ったりするのは私のマニアックな趣味になります。
このような状態の建物がモロ見えの状態で景気回復とは言えないように思うのです。
やっぱり取り壊しにしてもカバーがかかっている、建設業の人がウロウロしていたり建設車両があったり工事をしまくっているほうが景気の良さを感じるってもんではないでしょうか。
景気を語る上で「活気」ってやつは大切な要素だと思う。
熱海駅周辺も景気の良さは感じられない
夏のハイシーズン休日といった状況でも熱海駅周辺の店は開いているところが少ない感じ。
駅に向かう道路は車で混んでいるものの通行人が殆どいない…
とても厳しい状態のように思えます。
このような建物はどうなってしまっているのでしょうか…
シャッターに空き店舗で募集中の張り紙があるのもチラホラ見かけたけど周囲がこのような状態で商売は難しいように感じます。
テントが破れたビルの奥に立派そうな建物が見える街なみ…
平地が少なくこのような入り組んだ街になってしまうのは分かるけどこうも近いと格差ってやつを感じてしまいます。
JR熱海駅には人が多い
熱海駅周辺の商店街はどこも厳しそうな雰囲気、しかしJR熱海駅だけは人がけっこう沢山いる状況でした。
とくに駅ビルのお土産コーナーは観光客でごった返している状態、ここだけは景気が良さそうな雰囲気です。
東洋経済オンラインの記事をみると熱海の人口は38000人、そして高齢化、さらには貧困まで…となっております。
熱海駅ビルのお土産やで働く人は高齢な雰囲気ではありませんでしたが、私が宿泊した格安チェーンホテルグループ伊東園ホテルズの大野屋の従業員は高齢者がとても多いように感じられました。
熱海の宿泊客数が回復…!とはいっても景気の面で考えれるとそれはちょっと違うのでは?と感じでしまった夏の熱海体験、
海と温泉がある観光地としてそれなりの規模ではあるけど熱海の街にお金が落ちるような新しい何かが必要だと思います。
私としては車でいける都心からの近さをいかした何かが良いとは思うけど平地が少ないから駐車場の問題があるっつーね…
坂が多くて歩くの疲れるし渋滞もするからセグウェイ特区とかにしちゃって
- 電車で熱海!
- 熱海でセグウェイ乗りまくり!!
- セグウェイで温泉巡りウェーイ!!!
- セグウェイから始まる熱海の恋!!!
みたいな無茶な発想とかどうでしょうか、
誰かにぶん殴られそうな発想ですけど。
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