現オッサン、とくに40歳代の方の中にはかつてプロバイダーにくっついていた無料HPで自己紹介マイワールドホームページを運営していたブロガーってそれなりにいると思うのです。
もちろん私もその一人、当時の懐かしい「ようこそ俺のホームページへ」な過去は忘れようとも忘れられません。
そんな昔のホームページをはてなブログで公開した勇者に感動していたら2000年ごろのPCとネットについて思い出しまくりました…
音が鳴るHP
昔のホームページって開いた瞬間に音を鳴らすものってけっこうありましたよね、当然私も音ならしていました。
何故そんな事をするか?
って聞かれればですね、それは押し付けがましいおもてなし精神だったのではないかと思っています。
「俺の厳選したBGMを聞きながらどうぞごゆっくり…」
多分こんな感じだったんでしょう、BGM探しに途方も無い時間をかけていたように思います。
ダウンロード
昔のホームページの魅力の一つでダウンロードがあります。
手の込んだHPはパスワードが設定してあるページにファイルが格納されており、そのパスワードを知る為には管理人さんと仲良くなるという方法。
今だったら「仲良くなるってなんだよwww」と笑われそうな方式ですよね、でも当時は本当にそんな感じでした。
せっかく仲良くなって教えてもらったのに解凍する時もパスワードいるじゃんか!これ以上どうやって仲良くなればいいんだよ!
今となっては懐かしい思い出です。
中には文字色を背景色と同じにしただけの隠しリンクやサイドバーをずらすとリンクが出てきたりするような分かりやすいものもあったり。
そのようなダウンロード系HPに初めて訪れた際には「全て選択」を必ず行なっていました。
んで、そのようなHPから得るものは隠語で呼ばれていたり…ってこの話は今でもあまりしちゃダメなんでしょう。そんなダウンロードHPもあるソフトにより必要性がなくなります。
NスターやMX
隠語を使うまでも無いほど有名なものですが、それは現オッサンだからこそであって若者は知らない可能性があるので隠語にさせて頂きます。
それまでは仲良くなって.. が基本でしたがこのソフトの登場により状況が一変、それまでPCのスペックに求めていたのはゲームだったりクイックタイムプレイヤーで物を見るためだったものが「良い条件でソフトを使う為」に変化した時期のように思います。
恐らくですが、当時このソフトを使いがためにPCを購入した方もそれなりにいるのではないか?と思う。
さらに後発で出たソフトは有名になりまくって操作方法を特集する雑誌も出るほど。
とくに後発ソフトはエロが充実しまくっており、全部見るのに何年かかるんだよ…ぐらいの量になった人も多いはずです。
PCのスペックもガンガン上昇してゆき、ハードディスクも大容量が必要でそれでも足りないからDVDってな感じでした。
あの時は「ハードディスクの使い方ってコレだったんだ!」とシミジミ思ったもんです。
2ちゃんでもこの手の話は人気があり、何かあったときの為にハードディスクを壁に埋める…なんて話もありましたね。
PCとネット環境を使ってという事でも使用する人間はアナログとデジタルの間な行動だったと思う。
ウィルスが広まる
こんな状況になればコンピューターウィルスも広まるってもんです。
ノートンなんかは当時かなり儲かったはずでしょう、とにかくコンピューターウィルスに怯えながらもPCの電源を切ることがない日々の人も多かったはずです。
今になって振り返れば本当にカオスな世界、そりゃ規制が厳しくなって当たり前ですよね。
必要な時代だったか?
これは本当に難しい…
もしもあのようなカオスな時代が生まれなければ現状のようなネット社会が早く出来上がらなかったようにも思えるし、生まれたからこそ何となくなルールが出来上がったようにも思います。
ただPCや周辺機器のハイスペック化、激的な通信速度の向上はカオスな時代があったからこそじゃないでしょうか、
今でこそ光回線は一般的ですが当時光回線にするという事は〇〇だったとしか思えません。
今のネット社会は出来上がったものよりも日々変化と成長をする人間性コンテンツのほうが面白くyoutuberなんかもろにコレなんだと思います。
そんな時には広告掲載の方法も変わっているはずでブログの記事に広告を貼るなんてのは数年後にオワコンの可能性もあります。
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