私の父が私にこんなボヤキをしてきました。
「なあ息子よ、母さんに野菜とか果物の色々なスムージー飲まされてちょっとまいってるんだが…」
父のボヤキを聞いた時に私もすぐにピーン!ときました、なんだ父ちゃんも母ちゃんのよく分からないオリジナルスムージー飲まされているのか…
しかし父の悩みを詳しく聞くとそこから高齢者の親の気持ちとアフィリエイターといった色々なものが見えてくる…
さあ、美味しくて健康にいいスムージーをお飲みなさい
私の母が突然に「あんたスムージーを飲みなさい」と、いきなり牛乳をベースとしたキウイ的な何かと野菜的な何かのスムージーを私の前にドンっ!と威圧的に置いたことだったと記憶しています。
きっとテレビ番組で健康に良いスムージーとか見て急にやりたくなったんだろう、いつもの事か….と母親思いの優しい私は目の前に出された不味そうなスムージーを一気飲み、美味いとは言い難いけど我慢して飲みました。
「どう?美味しいでしょ、これ健康にいいのよ!」
少なくとも美味いとは感じなかった私、それでも優しい私は意外に美味しいね、これは健康にいいかもね…と控えめに感想をいってしまったのも今になって思えば失敗でした。
あの時に変な母親思いの優しさを出さずにハッキリと美味くない!と言っていれば母ちゃんがスムージー狂になることもなかったかもしれないし父ちゃんも毎日スムージーを飲まされることもなかったかもしれない…
スムージーの実験台にされていた父
毎日スムージーを飲まされていると私に告白する父のボヤキを詳しく聞いてみると、どうやら母は牛乳ベースで作るスムージーに色々な野菜や果実を突っ込んで最後に何らかの粉末をいれているようです。
父曰くその粉末が重要な健康の元らしく、たんに牛乳と野菜と果実のミキサーブレンドでは意味がないそう。
そして野菜と果実によって味が変わるので息子である私に美味しいスムージーを飲ませる為に父は毎日のように新しい味のスムージーを飲まされていたのです。
つまり父はスムージー味の実験台、息子である私が美味しく飲めるように…!と考える母のスムージー狂いに毎日つきあわされてウンザリしていました。
それでも父としても自分が実験台として飲まされる不味い失敗ブレンドスムージーを息子である私に飲ませては可哀想…との想いから不味い中でもベストチョイスを行ってくれていたようです。
つまり私の前に出される「アンタこれ飲みなさい」のまずいスムージー、その裏では父が実験台となった数々のクソマズスムージーが存在していた…といった恐ろしい事実が発覚。
因みに母は「アタシは健康だから飲む必要がない」と父に言い放っているようです。
スマホ片手に野菜と果実のブレンドをする母
父情報によると母はスマホを片手に何かを読みながら果実と野菜をブレンドとのこと、情報によれば美味しくて健康なスムージーのレシピがあるサイトらしい。
母はそのサイトの情報を見ながら父を実験台として毎日スムージー作りに勤しんでいたわけです。
そんな話を聞いた私もまたすぐにピーン!とくる、もしや…
アフィ案件のスムージー及び健康食材
父情報によると母は色々な種類の「健康の元粉末」を持っているらしく何種類存在するか不明、たぶんココにあるだろう的なポイントを母のいない隙に父と探してみるとありました。
その健康の元粉末の箱を見ると私も他ブログ記事に貼り付けたことがあるアフィ案件スムージーを発見。他にも数種類のスムージーの箱が存在。
ササっと名前を覚えてASPで確認すると全部アフィ案件でした。
他にもアフィ案件っぽい健康食材やサプリなども少々置いてある状態。
ああ…母ちゃん…
高齢者の心を掴んで離さないアフィリエイター
母が購入のきっかけとなったスムージーや健康食材を紹介しているサイトがどれであるか?までは不明、母のスマホを見れば一発で分かるので実験台となる父には悪いけど
「このスムージーって美味いんだけどどうしたの?母さんこーゆーの得意だよね!」
と誘導尋問的に質問してアフィサイトを割り出そうと思います。
そしてアフィサイトが分かったら詳しく分析、勉強とさせて頂くしかありません。
つまりそのアフィサイトとは母にアフィ案件を上手に紹介して購入させ続けているであろうサイト、高齢者の心を掴んで離さないアフィリエイターのなせる技のはず。
また母がスマホ片手にスムージー…といったことから単発の記事で終わらせているのではなく購入後のケアもしっかりとされているサイトと予測しております。
高齢化社会に向けたアフィリエイト
以前から高齢者向けのアフィリエイトはどうやるのだろうか、どうやってクロージングさせるのだろうか?と考えていた部分がかなりあります。
なんたって日本は高齢化社会、そしてマネーを持っているのは高齢者、そうともなればアフィリエイトだって高齢者を考えなければなりません。
しかし私の父が実験台となり毎日飲まされているスムージー、それは高齢者向けのスムージーといった扱いの商品ではありません。
そうなると高齢化向けのアフィリエイトとは高齢者自身の商材を考えるのが一つ、それだけでは終わらずに商品の魅力を高齢者の子供…つまりは40代~50代に与えたい・使わせたいといった親の気持ちを考えた入り方も重要なのかも?なんて考えております。
私の場合は父が実験台になるといった健康を意識するスムージーですが、高齢の親から見た子に対するあれやこれってのは沢山あるはず。
例えば40代で未婚の息子や娘を結婚させようと考える親をターゲットと考えた入り方もあるだろうし不動産や資産などもあるでしょう。
一番良いのは働く現役世代で自分で購入・使用をメインターゲットとするのが良いのは分かってはいますが、アフィリエイターとは予想外のキーワードとメインキーワードを組み合わせて心を掴む…なんて記事を目にしたことがあります。
そう考えると高齢者社会におけるアフィリエイトとは高齢者の意見や気持ちを読み解く、そして高齢者の子孫の人生を考えた愛のあるアプローチを考える…この辺が鍵なのではないか?
なんて考えるスムージーな午後
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