スターウォーズエピソード8最後のジェダイを観てた時の嫌な思い出を少々。
エピソード8最後のジェダイ は衝撃作って言ってるだけあってネット等で予測されていたストーリーをことごとく外れさせて論破したような仕上がりとなっておりまして、スターウォーズファンの満足度は高いと思われます。
ただし少々の「???」な部分が多いのではないかと…
その理由の一つとしてスターウォーズのフォースがいよいよ魔法的なものなり始めており、この路線を続けてしまうと何でもアリになりかねないような展開だから。
スターウォーズの世界観とは遥か彼方の銀河系で我々地球とは比べものにならないほどの科学力を有する社会。
その科学力とは我々地球人からすれば魔法的な世界でもあり、このまま人類の科学力が発展するとスターウォーズの世界のようになるんじゃね?
ってな通り未来を感じられるような世界観だと思っています。
そこにはジェダイ、シスといった魔法ともとれるフォースを操れる存在は強者ではあるものの、何だかんだいって
科学力>フォース
の部分には重みを置いていたように思いました。
しかし最後のジェダイにおいてはそれが少し違った、いわゆるカルダシェフの定義によるところの 三型文明<フォース みたいな感じになってるのが少し気に入らないです。
やっぱり生身の人間にとって宇宙空間とは死そのものであるというのは基本理念として欲しかったです。
それはそうと、ワタクシとしてはフォースや科学力よりも隣のオッサンの口臭にもっとも苦しめられました。
映画館の禁止事項や迷惑事項
映画館では、映画が始まる前には様々な宣伝が入ったり映画館でのマナーや禁止事項についての説明映像が流れるようになっています。
簡単に言っちゃえば他の人に迷惑になるようなことをするんじゃねぇ!ってな内容と録画とかしたら犯罪だかんな!ってな内容ですね。
これらの事項、とくにマナーに関する部分は全て不可抗力を排除したものであり、そこには放屁などが含まれないことからもお分かり頂ける話…
まあ上映中に何度も屁をこくようでは不可抗力とは呼べないけど。
では同じ匂い系で「口臭」はどうなのでしょうか。
見どころシーンで漂う口臭
となりに座ったオッサン(一人鑑賞者)もきっとフォースに魅了されたジェダイ野郎なのでしょう、それはわかる。公開初日に来るんだから見たくて仕方が無かったはず、私だって同じだから仲間だ。
でもこのオッサン、口臭がヤバすぎました。
最初に「あれ?」ぐらいの口臭が漂ってきたのはレジスタンスのエースパイロット「ポー・ダメロン」の熱い戦闘シーンでしょうか、とても興奮するシーンもあってか鼻息と口息が荒くなる。
ワタクシとしても最初はチョイ臭ぐらいの感覚なので映画に没頭するフォースな心はまだ乱されまでんした。
ところが物語が大きく動くシーン、
とくに戦闘を含むシーンになる度に隣のオッサンから口臭が漂ってきます、それもかなり臭い。
このオッサンは完全にダークサイドな野郎です。
ワタクシもダークサイドに堕ちた
いいシーンになると必ず口臭を漂わせる隣のダークサイドなオッサン、物語の終盤に差し掛かったころでしょうか、スノーク・レイ・カイロレンが揃う見どころシーンではMAXの口臭フォースでワタクシに攻撃してきました。
それまでのワタクシは
「ここは公共の場だ、となりのオッサンがダークサイドな口臭だけど不可抗力なんだ」
といったライトサイドな考えで耐えていました。
しかしそれもスノークのシーンまで、
あまりの臭さに怒りが頂点に達し、残ったメロンソーダをグイっと飲み込み、隣の口臭シス方面にゲップが行くように顔は正面、口は横といった高度な技で攻撃をしかけしまったのです。
ええ、ワタクシはダークサイドに堕ちたのです。
ミレミアムファルコン号到着~最後のジェダイの見せ場ともいえるルーク・スカイウォーカーのジェダイらしいシーンでは隣のオッサンシス口臭はMAX。
どう考えても最高指導者スノークよりきつい口臭でした。
口臭は不可抗力といえるのだろうか?
ここは映画館、そして話題の映画で公開初日です。
口臭は恐らく不可抗力といった扱いでしょう、それはミレミアムな口臭攻撃を受けるワタクシが口呼吸に切り替えれば口臭を感じないで済むからかもしれません。
しかしですね、それは今度は私の口呼吸が気になる、アイツは口呼吸シスだ…といった新たなダークサイドを生む可能性もあります。
それはせっかくライトサイドな気持ちで映画に望むジェダイをダークサイドに陥れる可能性を秘めている、なぜなら口呼吸は私の意志で止めることが出来るから。
口臭は時と場所によっては不可抗力とは言い難いのではないでしょうか。
実際問題としてマスターヨーダも口が臭そうな感じですが、キツイ口臭は隣人に怒りの感情を発揮させるもの、それ即ちダークサイドに堕ちるきかっけになるはずです。
フォースと共にあらんことを。
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