数々の名シーンを世に生み出してきた映画スター・ウォーズ9部作の最終章、スカイウォーカーサーガの結末となる「スカイウォーカーの夜明け」の素晴らしい予告映像をまずはご覧ください。
レイがシス的な赤色のダブルなライトセーバーを持ち、さらにダース・モールのようなライトセーバースタイルに変形するギミックが興奮、すげーカッコイイのは勿論のこと、レイがシスになるのか?と疑問だらけでもあります。
『スカイウォーカーの夜明け』は銀河を駆ける壮大な冒険の最終章
スカイウォーカーの夜明け公開は12月20日(金)日米同時公開予定、40年以上にわたってSFロマン好き野郎の心を掴んで離さなかった銀河を駆け巡る壮大な大冒険がついに完結を迎えるのです。
そんな事を考えながら予告動画を繰り返し見ていたら我慢できなくなりました
自分なりの「ダース・〇〇」
リアルじゃ恥ずかしくて言えないマイオリジナル「ダース・〇〇」、でもブログではそれぐらいやっちゃって全く問題ないはずです。
ただし日本語的なシス名は避けたほうが無難、
- ダース・龍馬
- ダース・栄作
- 山田・ダース
日本語をいれてしまうとイマイチなダースです。
かっこいいダースはやはり横文字
- ダース・スパンキー
- ダース・ピストン
- ダース・コンドム
こんな感じがかっこいいかと思われます。
俺は気にいらんね「スカイウォーカーの夜明け」が!
評価を先に申すと「気にいらん」になりましてワタクシの中で認められぬ部分が多くありすぎるのです。
スカイウォーカーの夜明けについての世界的評価は好評が多め、前作の「最後のジェダイ」のほうが低評価でしたがワタクシの評価は真逆、最後のジェダイのほうが良かったです。
一応全三部作のストーリーなのだから伏線回収はしなければならないし、フォースなのかジェダイの力なのかシスのパワーなのかミディクロリアンなのか知らんが科学技術力を圧倒的に上回る生命体の力はアカンのと思うのでございます。
それでも生きている間にスターウォーズ・スカイウォーカーサーガの最終章が見れたことには感謝しかありませぬ。
スカイウォーカーの夜明けの気にいらんヵ所
映画スターウォーズ「スカイウォーカーの夜明け」を観て気に入らない場所や引っかかる場所があると思った人は大体以下のヵ所じゃないでしょうか、
- 上映開始直後の宇宙空間の文字ロール説明でパルパティーンの存在
- 前作でフォースを使ってホウキを手に引き寄せた少年の存在を無視
- 前作のコード破り「DJ」の存在を無視
- レジスタンスの主要メンバーが行き当たりばったり行動と作戦
- フォースで治療、蘇生
- パルパティーンのビリビリ電撃(フォース・ライトニング)が科学技術力を超越
- 霊体化したルークが現実世界でフォースでXウィングを海から引き上げてしまう
- レイアも霊体化しちゃう
- ランドカルリジアンが将軍扱い、再び英雄的な扱い
- ファイナルオーダーの組織や大艦隊の製造期間、運営、人員の問題
- 今までのスターウォーズ作品ファンに媚びているようなシーン
前作「最後のジェダイ」でレイアが宇宙空間に生身の状態で放り出されたのにフォースパワーらしきものでぎゅいーんと船に戻った時にもコレは無しだろ!と強く思ったけど最終章では治療と蘇生ですから。
スターウォーズ的には負傷したり欠損した体はメカニカルになって頑張るってのが鉄板なのにね!!!
伏線回収しないのが気に入らん
スカイウォーカーの夜明けを見終って最後まで納得的なかったのが前作のラストで出てきたフォースでホウキを手に手繰り寄せる少年の存在を完全無視したところ。
あの少年には少年時代のアナキンを思わせる何かがあったと解釈していたワタクシの期待を完全に裏切りやがりました。
スカイウォーカーの夜明け的にあのホウキ少年は必要ない要素なのは分かる、しかしそうなると最後のジェダイのホウキ少年シーンも必要ないことになる。
いやいや、銀河にはフォースを使えるヤツが沢山いるんだぜ?
そんなのはエピソード2とかを見ればコルサントのジェダイアカデミーに子供が沢山いたんだから分かるだろ?アナキンが全部やっちまったけどなー! ガーハッハッハ!みたいなのは無しにして欲しいよ。
あのホウキ少年がフォースで何かやるシーンはちょこっとでもいいから用意すべきだろ、舐めてんのか。
コード破りのDJもフェット家の誰かってバレてたじゃんか、ちょっといいから出しナサイよ!
フォースが科学技術力を超越しすぎ問題
スターウォーズシリーズにおいて重要な要素”フォース”、そしてフォースの力で出来ることは大体決まっていたはずなんだけど最終章スカイウォーカーの夜明けで完全にやりすぎました。
とくに「これはマズイだろ!」と言いたくなるのが霊体化したルークがフォースで海からXウィングを引き上げてしまうシーン。
霊体化もちょっとどうかと思う部分があるにせよ一応許してやる、だけど霊体化したジェダイが現実世界がフォースを使えちゃうってのはどう考えてもダメだろうに。
そんなん可能なら生きているのと同じじゃん、物理攻撃だって受け付けないだろうからマジで無敵じゃないか、
何なら霊体化した過去のジェダイ総出で復活したパルパティーンやっちまえばいいじゃないか!って話になってくる。
あのシーンにおける霊ルークはレイにXウィングの場所を教えてレイにやらせなきゃアカンよ。
フォースの力による治療も蘇生もダメでしょ、スターウォーズの世界観では戦闘で負傷したり欠損した体はメカニカルにするもんなんだよ?
レイやラストシーンのカイロレンだけが蘇生・治療出来るって設定でもいいけどさ、それをやっちゃうと全身機械だらけになったダースベイダーや右手メカのルークの立場がないよね。
パルパティーンも地上からフォースライトニングでレジスタンス艦艇に攻撃しちゃうしさ…もうオメーらフォースの力だけで何でも出来そうじゃんかよ。
あれだぜ、スターウォーズの世界観は
フォース<科学技術力
だったはずだぜ?
極秘で巨大勢力となったファイナルオーダー
パルパティーンが実は生きていたはいいよ、アナキンだってオビワンにやられたけどメカニカルになって実は生きていたんだから。
でもファイナルオーダーの大艦隊は無茶すぎやしませんか?
極秘でどーやってあれだけの艦隊作れるのよ、物資は?人員は?情報漏えい対策は?
物資・情報漏えい対策は許すよ、何とかしたんでしょ、きっと。でも人員だけはそーはいかないよね。
ファイナルオーダーの大艦艇や組織に関わる人員はどこから来たの?あれは元帝国の人員を使ったの?
もし元帝国関連の人員だとするならばエピソード6時代の帝国の子孫とかになるよね、分かんないけど負けた元帝国の残党が子育てしたんだよね、多分。それか残党は冷凍睡眠していたとか。
それ以外で考えるとファーストオーダーの人員だったりファーストオーダーのように子供をさらって育成したとか。
もしかすると募集したかもしれないよね、バレないように。
それかシス版のコルサントみたいな繁栄した惑星があったとか…って説明欲しいよね。簡単なのはクローン人間だけど。
最終章スカイウォーカーの夜明けでいきなりポンって出てきたファイナルオーダー、そのバックボーンを映画のシーンで描かないとマズいよ。
映画上映のしょっぱなでパルパティーンの名前出しちゃうもどうかと思うよね。
昔からのスターウォーズファンに媚びているような感じ
ワタクシ的にはランドカルリジアンが大艦艇を引き連れてきてウェーイ!のシーンがどうにも気にいらんです。
ワタクシを含む昔からのスターウォーズファンはランドカルリジアンはデススターを内部からぶっこわして命からがら脱出した英雄扱いで彼はあの瞬間が人生最高。
それでスカイウォーカーの夜明けでも大艦隊を引き連れてきてウェーイ!で英雄感アゲインみたいな…それさ、
ポーかフィンにやらせたってよ!
そんでもってランドはポー、フィン、レイ、チューバッカの誰かを守るために自分を犠牲にして命を捨てる、俺は老人だからな!ガーッハッハハ!みたいな感じにして欲しかったよ、あの世でソロと仲良くみたいな感じのほうがカッコよくないか?
ポーがランドにかつての大戦でどうやって勝ったのか不安で質問した時のランドの答えは”信じる”なんだよね、
その信じるとは若き頃のソロが惑星エンドアにあるデススターのシールド装置を破壊してくれることを信じた、当時の反乱軍がデススターのシールドが消えなく諦めかけた時にランドはソロを信じた、
撤退準備を決めた反乱軍の提督に次のチャンスは無い、今しかないだ、ソロがシールドを消してくれるとみんな信じてピンチかつ全滅しそうな状況で必死に戦ったんだよね、ほんと心揺さぶる名シーンすぎるんだよ。
このような名シーンをスカイウォーカーの夜明けで踏襲するならばポーが信じる相棒はフィン、レイ、ローズ辺りがベストだよね、
だけどランドがポーに答えた”信じる”とは作戦内容からして仲間を集めるランドを信じるか、レジスタンス側に協力して一緒に現地で戦う仲間が来てくれることを信じるかのどちらかだと思う。
ランドがエピソード8でレジスタンスにしっかりと関わって登場シーンも多ければ雰囲気も変わるはずだろうけどさ、ランドってスカイウォーカーの夜明けから、しかもメインメンバーにあまり絡んでないじゃん。
パルパティーンとレイの対決シーンで「俺のいう事きけば仲間助かるよ?」的なやりとりもしつこいよ、それ過去シリーズで何回やったと思ってる?
昔からのスターウォーズファンを大切に思う気持ちかもしれんけどワタクシには媚びているように見えちゃったんだよね、つまり気にいらんってこと。
でも最後は感謝の気持ちを、フォースとフォースと共にあらんことを
それでも映画スターウォーズシリーズの最終章をワタクシが生きてる間に見せてくれた制作陣にはもの凄く感謝しています。
最終章まで見れずにこの世を去ってしまったスターウォーズファンは多くいるのですから。
ワタクシの人生に多大な影響を与えたスターウォーズ、
フォースとフォースと共にあらんことを
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