突然ですが池袋と言えばけっこうな規模の繁華街、
それはターミナル駅だから当然ですがデートやお買い物で訪れる人も凄く多い街。とくに近年では大手家電量販店の進出もあってか昔のようなバイオレンスな空気が流れる池袋のイメージとは大分違います。
さらにけっこう前には池袋ラーメン戦争なんてものがありましてラーメン屋さんも沢山あります。
もっと前あたりの池袋でやっと西武百貨店や東武百貨店やサンシャインなんかのイメージ… 池袋って世代間でけっこう色んなイメージを持つ街でしょう。
では私の池袋に対するイメージとは…?
現在ではビックカメラとヤマダ電機でガンプラを買う街となっております。
つまり池袋=ガンプラ。
でもかつての池袋、私が10代前半の池袋って買い物とかデートの街といったイメージとはまた別に怖い人たちがウロウロしていた側面があったのも事実、カツアゲなんかはわりと普通にありました。
さてオッサンに進化した私、いちゃもんを付けられなくなった今再び深夜の繁華街にガンプラで挑んでみました。
深夜の池袋潜入調査開始
イキナリこんな事いうのも何ですが警察の活動に迫ったドキュメンタリー番組ってあるじゃないですか、番組タイトルは「密着」とか「激録」とか「逮捕の瞬間」とかの過激な表現を用いて、最後に警察24時とか警視庁24時みたいなシリーズ。
あの「〇〇24時」って表現の破壊力って凄いと思いません?
この表現が与える印象ってのは、自分とは関わりの無い世界を安全な場所から眺める的要素が強いと思うんですよね。
とにかく24時って付けば「ヤバそう」「子供はダメ、寝なさい」「大人の世界」みたいな雰囲気がしてなりません。
そんな訳で本作戦は〇〇24時に相応しい時間帯、深夜1:00から開始、さらにスタート地点もも〇〇24時に相応しい場所から…
池袋警察署前、激録ガンプラ密着24時の雰囲気ならここで間違いありません。
ここで待っていれば緊急出動が見られ、ついて行けば密着ガンプラ24時に相応しい作戦が可能となるはずです。
しかし10分、30分とめっちゃワクワクしながら待機しても動きが一向にありません。
何かがオカシイ、
ちゃんと金曜日の夜を選んでるのにこれじゃ全然密着できないじゃんか…
と、そこへチャンスが…
自転車に乗った警官×3がコチラに向かってきました。
私は深夜のガンプラ撮影で職務質問された時の言い訳「自称フォトグラファー」を失敗しています。
という事で話しかけれられても今回はルポライターという設定と気持ちで本作戦に挑んでいるので多分大丈夫、
ちゃんとネットでルポライターの活動をググっておきましたらね。
ところが自転車警官さんたち、スーッと警察署にいきました。まあパトロールから戻ったんでしょう…
そもそも論だけど作戦内容に無理がありました。
こうゆうのは事前に連絡を入れておいて、ちゃんと許可をもらってじゃないと緊急出動に同行とか出来ないんだと思います。
でもそんなノウハウなんかネットに無いですもんね~、やっぱり実録警察24時みたいなのはテレビ局の特殊な世界なんでしょう。
池袋ひとりガンプラ密着24時
こうなったら一人でガンプラ24時をやるしかありません。
何をすれば良いのか分からないけど、とりあえず芸術劇場の広場に近寄ってみましょう。
一応中に入ってはみたんですが終電で帰らないような人たちがウロウロしています。
寝る人、歌う人、良く分からない人、誰かに誘われたい女(現在は誘う人はココにはいません)
広場内でカメラを構えるとマズそうな雰囲気しかしないので外から作戦… でもこれじゃ何が何だか分からない作戦ですよ、これじゃ密着24時的要素がありません。
場所を変えましょう場所を!
大昔の池袋は用途不明のチケットみたいなものを買わせる人がいた
今から30年以上も昔の事だと思います。
昔は西武百貨店の出口からサンシャインに向かう辺って声を掛けてくる怖い雰囲気の人が居た場所なんですよ、でも今はそんな感じはありませんでした。
交番が近くにあるってのもあるんでしょうね、大昔に交番が近くにあったかどうかは覚えていません。
その怖い人が買わせようとするチケットみたいなヤツはですね、確か映画が見れるとかそんな感じだったように記憶しています。
インタビューみたいな感じで話しかけてきて、映画とか興味ある?みたいな感じの質問をしてきて所持金みたいなのを聞いてくるパターンでした。
私の場合は常に貧乏だし、たとえそんな質問をされても所持金をまともに言うわけありませんからね、「1000円しかない」みたいな感じで言うとそこでインタビュー終了の流れ。
んで、大昔の体験談ですがこの場所を通ったときに数回怖い人に話しかけられてます。
あそこでチョット見栄とか出してそれなりの金額を言うとセカンドステージへ進まされたんだろうなーと思うし、セカンドステージに進まされてるような雰囲気の人を見たこともあります。
「そんなの話しかけられた時点で断ればいいだろ」
と思うでしょ?
でも断ると「チョット話聞けって言ってんだろオラ!」みたいな感じで詰められた記憶があります、その怖い人は凄んだ直後に満面の笑みになるというね…
大昔の記憶ですけど、危機一髪だった嫌~な思い出です。
カラオケ館に人が居ない感じがした
密着警察24時が感じられないので、ありそうなカラオケ館を見てみる事に。
でもこの日はたまたまなんでしょうかね?人が全然いません。
寒いので路上に人が居ないのは分かるんですけど、外から丸見えのルームに人影が見えないのは寂しい…景気の影響でしょうか。
という事でここでも24時感が味わえません、
じゃあ、という事で最後にドンキの近くを見てみましょう。
ドンキ周辺にも人がチラホラしかいません。
多分金曜日ってのが失敗だった可能性が高い、
それかロサ会館のほうに行くべきだったかもしれません。でも深夜のロサ会館周辺でカメラ撮影は無理っぽい。
結局この日の作戦で24時感を味わえたのは芸術劇場だけでした。
さらに本格的な密着池袋24時感を体験したい場合は北口方面、またはヤマダ電機の裏あたり~自転車駐輪場のある公園周辺等、ただし池袋の北口方面での撮影は要注意な場所と考えておきましょう。
人間だれしも触れられたくない事情ってやつがあります。
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